中医学で治すアトピーの人の花粉症対処法


花粉症に効く漢方薬はいろいろありますが、アトピーのある人は単純に
「花粉症の漢方薬を」と求めますと赤くなることがありますので、
中医学を良く勉強している専門家に相談してください。

花粉症になる人は一般的には冷え症で「寒証(かんしょう)」ですので
「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」という干した生姜、
乾姜(かんきょう)が入っていて体を温めて漢方薬を用いて治すことが多いのです。
しかし、アトピーの人は肌が赤く、熱感があり、便秘がちという「熱証(ねつしょう)」ですので
このような漢方薬を使いますと、アトピーは悪化します。
従って使う漢方薬は、鼻水、目のかゆみ、のどのかゆみなど「熱証」に使う
天津感冒片(てんしんかんぼうへん)、涼解楽(りょうかいらく)などを用います。
肌を悪くしないよう、最善の注意を払って用いることが大事です。

また菊の花のお茶は目のかゆみによく、
赤みを取る漢方薬、黄柏(おうばく)の入った「黄珠眼薬(おうじゅめぐすり)」は毎年喜ばれています。
鼻水、鼻づまりには砂漠の果物「沙棘(さーじ)」から取った成分に抗ヒスタミン作用があるので
他の漢方や「ウエマツ薬局自家製」の「アレルギー用剤」と併用しますと
効果が出て花粉症とアトピーと両方によい効果が出ます。

「ウエマツ薬局アレルギー用剤」には体質改善のカルシュームが入っています。
花粉が肌につきますと、ぷつぷつ赤くなります。
セラミックで水の分子を小さくして肌に吸収をよくした「ジネンミスト」に
青森ヒバオイルを1滴混ぜますとアロマの抗炎症作用と静菌作用が働きますので、
常に持ち歩いて顔にかけるといいです。
帰宅したら顔を「ノンEウォッシュ」で洗ってから「ノンEローション」と漢方の軟膏「ウエマツ薬局自家製」の
「中黄膏(ちゅうおうこう)」を塗るといいでしょう。

アトピーにしろ、花粉症にしろ、症状だけに目がいくのではなく、どうして起きたのか、考えることが大事です。
葉っぱを治すのではなく、本(もと)の木を丈夫にすればだんだん楽になります。
木を丈夫にするのには肥料と毎日の手入れ、すなわちよい食べ物と早く寝ること、
規則正しい生活といった養生がすぐ効くわけではありませんが人間には基本的で大事ですね。

人の身体とアレルギーの木