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中医学から見た「赤ちゃんが元気に育つ妊娠中の養生法」1ヶ月目
中国の南北朝時代に北斎の医師 除之才が書かれた
「妊娠中の月々の赤ちゃんが元気に育つ方法」を先月来日された中医薬大学の
賀教授が講演され、その概略です。会報「天空」より抜粋
1ヶ月目
胎児が成長をはじめ、母親の血液が使われるようになり、
酸っぱい物を好むようになります。
この時期のおすすめ食材などをご紹介します。
・おすすめ
酸味のもの
麺類などの小麦製品、大麦
野菜
豆腐
イチゴ・バナナ・オレンジなどの果物
葉酸が多く含まれるナツメなど
温かいスープ
(写真:ナツメ)
・避けるもの
辛い物 生もの
身体を冷やすもの。冷たい物
・生活養生
静かな環境でゆっくり休む
睡眠を十分とること
「恐れれば、すなわち気下がる」
びっくりすると尿が漏れるように、「気」が下がります。
このように、精神的なショックがあると流産をする恐れがあります。
周りもこの時期には精神的なショックを与えないよう注意をしましょう。
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今すぐご注文、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
営業時間:10時~18時 定休日:日曜、祭日
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アトピーの漢方薬を飲んで二ヶ月で10kg痩せた。
アトピーの漢方薬を飲んで二ヶ月で10kg痩せた方がいらっしゃいます。
70kgだったのが60kg。
小顔になり、お腹も引っ込んで、ウエストラインが出てきました。
びっくりして原因をお聞きしましたが、お食事はまったく変えていないとのこと。
漢方の処方は血行を良くしてくすみを取り、痒み、ジクジクをとって腫れをとる処方です。
お肌が長年の炎症で赤黒くなり、カサカサして、しかもジクジク腫れていたからです。
この処方でお痩せになった理由を、中医学的に考えて見ました。
ジクジクを取る漢方薬は水太りにも効きます。
血行を良くする漢方薬は身体の新陳代謝を良くするので、引き締めます。
そのため綺麗に体調良く痩せられたのだと思います。
漢方薬万歳ですネ!
アトピーで漢方薬をお飲みになっている方、楽しみにしていてくださいね!
ただし痩せていられる方は心配ご無用!
逆にアトピーが良くなるとふっくら綺麗になります。
なぜなら今は痒みにエネルギーを取られて太れないのです。
アトピーが良くなったら10kgお太りになられた方もいらっしゃいます。
漢方治療って面白いですね!
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受精卵を育てる大事な亜鉛
受精卵が細胞分裂をして、胚盤胞に分割し、さらに胎児に成長するのに亜鉛はかかせない
最新情報 アメリカ ノースウエスタン大学の研究 2016年
受精卵が正常に分裂し胚盤胞になるために…亜鉛が大事
亜鉛の花火
精子が卵子に入った瞬間、亜鉛の火花が飛ぶ
カルシウムがたっぷりあると亜鉛が出てきて働く
健康に妊娠させる力のある卵子が火花を出す
この火花は体外受精の時に医師がどの卵子を子宮に戻すか選別の目安になる
・悪阻に亜鉛は効果がある
・高温期が短い方・・・着床しにくい・・・亜鉛とセレンが必要
高温期がジグザグな方・・・妊娠しても流産しやすい
亜鉛とセレンの不足は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌低下を招く
なかなか妊娠できない理由の一つに、
微量元素不足による女性ホルモンの低下がある
・精子無力症(精子の運動率が悪い)にセレンを補給すると
11%の男性の精子の運動率が上がった。
・食事でとれない亜鉛とセレン
1日9~10mg必要
粉ミルクに亜鉛は成長促進のため添加されている
・品質の良い亜鉛・セレン製剤を摂る
牡蠣には亜鉛、セレンが豊富
牡蠣のエキスを抽出して作った、亜鉛の濃度の高い錠剤があります。
特に体外受精のまじかにお飲みになるかたは多いです。
是非、お声かけ下さい。
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よい卵と精子を作るには 亜鉛・カルシウム・セレンが大事
*カルシウムは命の炎
・カルシウムは命の炎、命の源
・人の先祖は海から来た
海の水には大量のカルシウムが含まれている。
血液が塩辛いのは海の水を取り入れているから
血液の主役はカルシウムであり、カルシウムは命の源
・カルシウム摂取量で、漢方薬の効き目が違ってくる
・食べ物からとるカルシウムが少ないと、骨からカルシウムが溶け出て、
関節や動脈に沈着し、激痛を起こしたり、動脈硬化を起こす
1日800mg必要
日本人は半量しかとれていない
*妊娠とカルシウム
・蛍の発光、イカの発光の源はカルシウム
・精子の運動のパワーはカルシウム
カルシウムを十分とっていない精子は活発に動けない
カルシウムの多い精子は突進する
・直進できない精子はバックし始めると「カルシウムチャネル」という
門が開いて、カルシウムイオンが入って、卵子に向かうようになる
・丈夫な赤ちゃんを育てるカルシウム
・恐ろしい妊娠中毒症はカルシウム不足から
吸収されないカルシウムが悪玉カルシウムとなって
血管や腎臓にたまって高血圧など引き起こす
・赤ちゃんの骨はお母さんがすべて作る
通常の2倍カルシウムをとらないとできない
不足するとお母さんの骨からカルシウムが溶け出てしまう
・陣痛を規則正しく起こさせるのがカルシウム
骨盤をしっかり作るのもカルシウム
・授乳には通常の2倍のカルシウムが必要
赤ちゃんの骨を作るため
・カルシウムは天然のミネラルの多い物が吸収は良い
・日本人はカルシウム不足、半分しか摂れていない
カルシウムの多い食品表を差し上げます。相談時お申込み下さい。