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  • 母は強し。私の奮闘記

    2022年7月11日 , ,

    東京都が「育休」という言葉を「育業」という名前に変えたそうです。

    喜ばしいことです。

    育児の大変さを認めた、ということでしょう。

     

    そこで、50年前の私の働きながらの育児を思い出しました。

    生後2か月の二女を市の育児ママさんに預け、2歳直前の長女を職場に連れて行ったのです。

    近くの薬局から、薬剤師がやめたのでどうしても来てほしいという話がありました。

    躊躇しましたが、経済的にも余裕がなかったので、夫は反対しましたが行くことにしました。

     

    生後2か月の二女を、市が管理する個人の家庭ママさんに預け、保育園に入れない2歳前の長女は連れていくことになりました。

    二女はまだ首が座らないので、両手で抱いて歩いて預けに行きました。

     

    雨の日は両手が使えないので、傘を頬で支え、長女は私のスカートにつかまらせて通いました。

    しかし、そこから職場まで歩いて1時間。子供は転び始めます。

     

    自転車が欲しいと思いましたが、当時も自転車は1万円。

    我が家にはとてもそんな大金はありませんでした。そこで恥を忍んで初任給の前借。

    やっと自転車が買え、それからは長女とおしゃべりしながら楽しい通勤となりました。

    しかし二歳児を連れての職場での仕事は容易ではありません。

    「お手伝いする」とビンなどを運んでくれたり、化粧品の説明をしている最中「おしっこ」といわれて、慌てて連れて行ったり。

     

    薬局で調剤室の中にベッドを作ってくださり寝かしつけても、寝るのは30分位だけ。

    とても仕事にならず、知り合いのつてで市の福祉部長さんに直接面会して、保育園に入れるよう頼むことにしました。

     

    約束の当日、市の会議室で二人を連れてお待ちしていました。

    1時間も待たされ飽きてしまった二人。

    赤ん坊はダーダーと言いながら、長い会議室用の机の上の灰皿を全部落としながら這いずっていました。

    長女はダダダダーと言いながら、部屋中を走り回っていました。

    そこに入ってきた部長さん

    「ハアーッ! このお子さんを連れて行っているのですか!」と絶句しました。

    男性には考えられない情景でしょう。

     

    そのおかげかわかりませんが、4月に新しくできた山の上の保育園に入れることになりました。

    でも道も出来てなく、田んぼのあぜ道を太ってコロコロした二女を背負って自転車で通い、轍を泥にとられ難儀をしながら通いました。

     

    しかし、子供を保育園に預け安心して仕事に没頭できることは何よりです。

    ここから私の長い薬剤師人生が始まり、今の自分があるのですから。

     

    50年経ち、育休ができ、育業と名前を改め育児の大変さが世の中にやっと認められたかたと思うと感慨無量です。

    これからの女性には子育てを楽しみながら、自分のしたい仕事を思う存分やっていってほしいと思います。

     

  • 妻のトリセツ、夫のトリセツ。

    2019年3月14日 ,

     

    妻のトリセツ、夫のトリセツ。

     

    妻は夫の失言を50年経っても忘れない。

    夫は自分が言ったことは、ほとんど覚えていない。

     

    ただし、妻に優しく言われたことは覚えている。

    妻が子育てをしながら

    家事も仕事もがんばってきたことだけも覚えている。

     

    定年で毎日家にいる男性。

    「俺がんばっているのに、なぜか奥さん、怒るんだよなあ

     

    妻よ、夫は頑張っているんです。

    ベテラン主婦と同じなのは無理です。

     

    努力を認めてあげてください。子育てと同じです

  • どんぐりと十円。

    2015年3月30日

    アトピー・不妊 漢方専門ウエマツ薬局 スタッフの堤です。

    私には小学生と中学生の息子が二人います。

     

    やんちゃ盛りと反抗期の息子に

    手をやいている私に、母が

    「男の子の本当に響く 叱り方ほめ方」

    という本をおくってくれました。

     

    その中に

    ・鼻の穴や耳の中に一度ぐらいドングリを入れませんでしたか?

    ・お金やビー玉をなぜか食べてしまいませんでしたか?

    ・髪の毛やお札をチョキチョキとハサミで切られませんでしたか?

    と載っていました。

     

    ん??

    私、子供の頃、全部しています。

    十円を飲みこんで、めちゃくちゃ喉が痛かったのを

    覚えています(;´∀`)

     

    私は男の子の脳だったのかしら?

    と思いながらも、

    次男は2つあてはまります。

    そうか、私の子だからしょうがないのね・・・

    と、納得しつつ、今後が不安になるのでありました(-_-;)

     

  • 婚活妊活ビンボーは怖くない。その16

    2014年1月24日 ,

    *子供の病気やけがは親を成長させる

     

    子供の病気やけがほど親をハラハラさせ心配させるものはありません。

    以前、次女が赤ちゃんの時下痢が止まらなかったことがあります。

     

    内科にかかっているのにもかかわらず10日間も下痢が止まらず、

    丸々と太っていた次女がやせて眼も落ち込んできてしまいました。

     

    育児書を読みますと

    「下痢・・・続くと死に至る」と書いてあります。

    その文字が目にちらついて離れなくなりました。

     

    次女を負ぶって買い物に出たとき、近所の豆腐屋さんに寄りました。

    やはり赤ちゃんを負ぶいながら、

    がっちりとたくましい腕で豆腐を大きな水槽の水から出しているおかみさんに

    つい愚痴をこぼしたところ

     

    「親はそうして成長するんだよねえ」と一言。

    4人子供を育てているというおかみさんの言葉が心に沁みました。

    そして、下痢が2日ほど出なくなった夜、次女とお風呂に入っているとき

     

    「ううーん゛(`ヘ´#)」と力んだかと思うと

    ぽっかり黄金色の見事なうんちがぽっかりお風呂に浮いてきました。

    その時私は汚いなどと露ほども感じず、ほれぼれと眺めていました。

     

    「これで助かった!」という歓喜の面持ちでした。

    その後の騒動は想像におまかせします。

    写真:まん丸次女を抱っこ

    その頃、横綱大鵬の赤ちゃんが、

    お母さんがベランダへ洗濯物を干しに行った数分の間に突然死するという事件がありました。

     

    天下の横綱の事件です。マスコミは大騒ぎでした。

    まだ若い夫婦、特に母親にとってどんなにか辛いことだったでしょう。

     

    結婚前、奥さんになる人がカメラの前で着物姿でしこを踏んでいる写真が新聞に大きく出て、

    横綱が怒った、とか新聞記事に載ったことがありました。

    そんな無邪気な女性にとってどんなに辛いことかニュースを聞いて私も心を痛めたものでした。

     

    そして一昨年北海道の大鵬の故郷弟子屈(てしかが)町の「川湯相撲会館」へ夫と寄りました。

    そこには、大鵬の雄姿の写真とともに、大鵬が世界中に救急車を数多く寄付している写真がありました。

    救急車を数多く寄付、などは優勝を重ねる横綱だからこそできることですが、

    私はそこに親としての深い悲しみとともに、それを夫婦で乗り越えた素晴らしい人間愛を感じました。

     

    私はこの事件の時に子育てが恐くなって夫に聞いたことがあります。

    「もしこんなことがあったらどうしよう?」と。

     

    「その時は一生懸命やっていたんだからそれはしょうがないことだ」

    と夫の答えを聞いてほっとして、

    「どちらの責任でもない。夫婦で一生懸命子育てをしていけばよい」

    と考えたものでした。

     

    世の中にはどうしようもないことがあります。

    しかしその時は最善を尽くしたのですから、仕方がない、と考えるほかはありません。

    ただ瞬時の判断、というものがあります。

     

    その瞬時の判断を養うためには聡明に生きることが大事だと思います。

    一生懸命生きるしかありません。

     

  • 婚活妊活ビンボーは怖くない。その10

    2014年1月21日

    その頃は、週3回薬局にパートに行っていました。

    他の日は子供を預けてカルチャーに行っていました。

     

    保育園に入れたおかげで私は落ち着いて仕事に専念出来ました。

    夢中になると何もかも忘れてしまう性格で、

    あるときは夕方、保育園に娘を迎えに行くのを忘れてしまいました。

     

    夕飯の支度をしながら「今日は静かだなあ~」

    とのんびり食事を作っていたら

    保育園から電話がかかってきて大慌て

     

    娘からは後年何度も

    「お母さんは私を保育園に忘れた」と言われました。

    それも2回です。

     

    こういう性格なので仕事は仕事、育児は育児、

    洋裁は洋裁となんでも楽しんでやってきました。

     

    仕事と家庭を両立するのに疲れている方は多いですが、

    あまり100点を目指さない事が長つづきするコツだと思います。

     

    あるとき私は夫に言ったことがあります。

    仕事は30点、母親としても30点、妻としても30点、でも合計すると90点

    すごいでしょう!!!」(^▽^)/

    夫はあっけにとられたような顔で、小さい目を白黒させていました。

     

    写真説明:保育園大好きの次女

     

    仕事も週3回のパートでしたので、夫は

    「遊んでいるようなものだ」と言って全く家事は協力する気はないようでした。

     

    確かに食うか食われるかの厳しい職場で、

    深夜まで神経をすり減らして働いている男性にとって、

    私のような仕事は楽に見えたのでしょう。もちろん楽でした!!

     

    しかし、長女が7歳になり、フルタイムの仕事になってからはガラッと変わり、

    協力してくれるようになりましたo(〃^▽^〃)o

     

    男性と同じ時間を働き、さらに家事、育児をすることになった妻を認めたのでしょう。

    それ以後、よき私の理解者となり今日までよく協力してくれています。

     

    フルタイムで働きたいのに彼女の夫が許さない友人がいました。

    その時私の夫は

    妻がしたいことをさせてやるのが夫の務めだ。

    どうしてさせてやらないのかなあ~」と言っていました。

    次回は「結婚時持参金が少なかったわけ」・・・5万円では持参金とは言いませんね。

     

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