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治りにくかった風邪による頭痛が早くよくなりました。
9歳 女児
10日前から発熱、頭痛が続き、のども痛くなり、
血液検検査、レントゲンは異常はありません。
漢方の風邪の薬と頭痛の薬を飲み、
熱はすぐさがり、元気になりました。
しかし頭痛は治らないので検査入院をしましたが、異常なし。
自律神経からといわれました。
漢方の自律神経の薬と菊のお茶を飲んでもらいました。
<漢方薬を飲んだ後>
頭痛はすっかりよくなり、
あんなに痛がっていたのがウソのようです。
<先生からのコメント>
風邪は漢方薬もよく効きます。
また風邪から来た頭痛が自律神経からの場合もあります。
西洋医学で治らない時は漢方もいいです。
大学病院などいく前に、漢方も試してみるのもいいですよ。
国際中医師 薬剤師 植松 光子
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おりもの不妊でも赤ちゃんが生まれました。二人目不妊
27歳 女性 ピアノ教師
第一子を出産後、特に生理前のおりものが増えました。
色は白いのですが、かゆみとにおいもあります。
お母さんと妹もおりものが多い家系です。
疲れると膀胱炎によくなります。
尿の色も濃く、自宅でピアノ教室を開いていて、
第一子の面倒を見ながらでとても疲れてストレスがたまるそうです。
基礎体温は2層ですが、高温期の上昇が階段状です。
舌の色は淡紅色で苔も薄く、歯形があります。
ストレスと湿熱をとる漢方薬を出しました。
<漢方薬を飲んだ後>
すぐにかゆみがなくなり、おりものの量も正常になりました。
3か月目で妊娠し、元気な赤ちゃんが生まれました。
しかし出産後5か月たちましたら、
またおりものが茶色で痒みが出てきましたので、
同じ漢方薬を飲み1年半後第3子が生まれました。
漢方薬を飲んで生まれたこの二人は、
一番初めのお子さんに比べて、丸々と太り健康そうです。
<先生からのコメント>
湿熱が下半身に貯まって、おりものが増え、
妊娠しにくくなっていると考えられました。
ストレスも溜まっているので利尿させて、
こもった熱を出す漢方薬で、体の中がきれいになり妊娠したのでしょう。
さらにこの25年後、この第一子の御嬢さんが来店されました。
驚いたのはお母さんとまったく同じ症状の悩みで来店されたのでした。
国際中医師 薬剤師 植松 光子
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繰り返す膀胱炎、おりもの不妊が改善し妊娠しました。
33歳 女性
結婚3年経ちましたが一回も妊娠しません。
基礎体温は2層あり、体格もよく食欲もあります。
生理は30日間、期間は5日間、生理痛もなく、色も赤く正常です。
でもおりものの量が多く、薄黄色で濁っていて、粘り気もあり、臭います。
また膀胱炎は3回、蓄膿症もあります。
この方には水分代謝を良くして、ストレスをとり、
ホルモンの働きをよくする漢方薬を選びました。
<漢方薬を飲んだ後>
飲んで1か月後、尿の出がよくなり、おりものも排卵日以外は減少してきました。
2か月後妊娠し4100gの元気な男の赤ちゃんが生まれました。
<先生からのコメント>
結婚3年1回も妊娠しなかった方が、
漢方薬を飲んで体調が変化すると同時に妊娠、
出産されたことは漢方薬が効いた、しか言いようがありません。
このお子さんはずっと元気に大きく育っています。
おりものが黄色で臭く、粘っこいと湿熱をもっているので、
精子の進入を阻害し、あるいは精子を殺してしまいます。
また膀胱炎を繰り返す、蓄膿症も湿熱の現象です。
からだ全体からその人の体質を見極め、薬をだします。
おりもの不妊は漢方薬がよくききます。
国際中医師 薬剤師 植松 光子
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不妊症で基礎体温が漢方を飲んで急によくなりました。
41歳 女性
橋本病があり、AMHが低く基礎体温がはっきりしません。
なだらかな丘のようで、これはホルモンが弱いことを示します。
冷えて疲れやすく、風邪をひきやすく、ため息ばかりでます。
気と血と陽がたりないタイプと気滞といって、
ストレスがたまっているので、
元気をまし、血をまし、温める漢方薬をだしました。
<漢方薬を飲んだ後>
飲んで2か月。肌がつるつるになり、周期が24日から27日にのびました。
月経周期が1日伸びると10日若返った、と漢方の先生は言います。
食欲が出てきて冷えも減りました。夜間尿もなくなりました。
基礎体温が低温期、高温期がはっきり分かれ、台形になりました。
これはホルモンの働きがよくなったことを示します。
<先生からのコメント>
基礎体温はホルモンの働きと関係します。
基礎体温がガタガタの時は体調を整える漢方薬と
「腎」と「血」を整える漢方薬を飲んでいくと基礎体温が安定します。
こうなると妊娠も間近いでしょう。
国際中医師 薬剤師 植松 光子
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免疫抑制剤を使うほどひどかったアトピーがよくなりました。
18歳 女性
大学入学からアトピーが悪化し、体は最強のステロイド軟こうを使っていました。
漢方煎じ薬でよくなり、ステロイド軟こうを止めたせいかリバウンドを起こし、
休学をしたが、漢方薬で落ち着き、復学しました。
好きだったケーキ屋さんに就職してからひどく悪化したので
皮膚科に紹介状を書いて紹介しました。
ステロイド軟こうやステロイド内服でも効かなくなって、
臓器移植に使う免疫抑制剤を使って症状は落ち着きました。
その間も漢方煎じ薬は続けて自分の副腎や肝臓の機能は落ちないようにしました。
<漢方薬を飲んだ後>
免疫抑制剤の副作用をチェックしながら、漢方薬を飲み、
次第に量も減らすことができ、今はやめることができました。
大好きなケーキ屋さんの仕事も続けていられます。
今は赤みも薄くなりました。
この2年間は一度も悪化しません。
ただ免疫抑制剤の副作用で皮膚は薄くなっていますが、
当初よりは丈夫になってきました。
<先生からのコメント>
アトピーはステロイド軟こうやステロイド内服薬の
セレスタミン、プレドニンでも効かないくらいひどくなることもあります。
その時は臓器移植に使う免疫抑制剤を使うことがあります。
もちろん皮膚科にかかりながらです。
そんなひどいときは漢方だけでなく、
臨機応変に現代医学の力を借りたほうがいい場合もあります。
その場合も漢方薬を併用すれば体質改善できます。
絶対やめないことが治すコツです。
国際中医師 薬剤師 植松 光子