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冷え・しびれ・関節の痛み

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冷え・しびれ・関節の痛み

中医学では、こう考えます。

冷え

冷えは季節を問わず見られる症状ですが、特に冬には症状が強くなり、手足の冷え・腰の冷えなどで悩む方が多くなります。

一般的には更年期や思春期の女性によく見られる症状ですが、最近では生活習慣の変化から年代を問わず、冷えを訴える人が増えました。
過度のダイエット、体を冷やす食生活、運動不足、薄着のファッションなど、現代の生活には冷えの誘因がたくさん潜んでいるのです。
特に多く見られるのは「瘀血」による冷え。
血行が悪くなり、体の末端まで血液が行き渡らず手足などに冷えを感じます。
そのほか、体を温める陽気が不足したり、気血が不足したりすることも冷えの原因となります。

【治し方】

体の「温水暖房」のパワーは「気血」にあるため、「気血」を充実させるのが一番大切です。
女性にとっては「血虚」を補うために、当帰や地黄、芍薬などが宝物のような存在です。

それに「気」を補う人参や黄耆などを加えると、「気血」が共に強くなります。
また、「温水暖房」がスムーズに循環できるように、気血の巡りをよくする薬も必要になります。
丹参、川窮、紅花の生薬がその役割を果たすエースです。
「気血」を充実させ、その流れをよくすると効果的です。

食生活のポイント

冷えは「陽気不足タイプ」「気血不足タイプ」「血行不良タイプ」の3種類に分かれます。
それぞれのタイプ別におすすめの食材があります。
陽気不足タイプ
●クローブ ●山椒の実 ●ニラ ●えび ●ねぎ ●八角 ●羊肉、牛肉
●シナモン ●生姜 ●唐辛子 ●シナモンティー ●焼酎(温めて)

気血不足タイプ
●きのこ類 ●黒砂糖 ●なつめ ●クコの実 ●もち米
●豆腐 ●鮭 ●うなぎ ●鶏肉、豚肉 ●ワイン

血行不良タイプ
●よもぎ ●玄米 ●そば ●ウコン ●らっきょう
●いわし ●さんま ●紅茶 ●紹興酒

生活養生のポイント

病気ではないとはいえ、冬場の冷えは本当につらいもの。
日常生活でぜひ実践していただきたいのが、毎日お風呂につかること。
ぬるめのお湯に「よもぎ」や「紅花」などを入れ、手足の先を動かしながらゆっくりと入ると効果的です。
普段からこまめに体を動かすことも大切。
適度な運動は、陽気や気血を手足の先まで行き渡らせ、血行を促進することにもつながります。

また、服装にもちょっとした気配りを。
体内の陽気は首やお腹、足元から逃げてしまうので、マフラーや靴下などで冷やさない工夫をしてください。
最近はおしゃれな「ハラマキ」もたくさん出ているので、お腹を温めるためにもおすすめです。

しびれ

中医学では痛みの症状を「疼痛」といい、「疼」は疼くような軽い痛み、「痛」は強い痛みを表します。
疼痛の症状は、頭痛や腹痛、胸痛、生理痛、関節痛、筋肉痛など広い範囲にわたり、その痛み方もズキズキする痛み、張るような痛み、針で刺すような痛みなどさまざまです。
冬特有の痛みは、自然界の邪気「寒邪(冷え)や「湿邪(湿気)」が体内に入り込み、「気・血・水」の流れを滞らせてしまうことが主な原因と中医学では考えます。

【治し方】

痛みを予防・緩和するためには、痛みそのものを抑えるだけではなく、滞っている「気・血・水」の流れを良くすることが大切です。
さらに日ごろの生活習慣や食の工夫で“冷えない体づくり”を心がけ、痛みを予防しましょう。

食生活のポイント

軟骨の材料を含む食品を多くとりましょう。
鶏の手羽先、フカヒレ、鶏ガラスープなどには軟骨のコラーゲンが多く含まれています。
また、魚のにこごりにはコラーゲンとともにコンドロイチン硫酸も多く含まれています。

生活養生のポイント

●長時間の立ち仕事や歩行は避けましょう
●正座は必要な時だけ
●重いものは運ばない
●太り過ぎない
●関節を冷やさない

関節の痛み

関節の痛みは、中医学で言う「気・血・水」のうち、水の異常「水毒」の状態で、気や血の異常が原因と考えられています。
関節軟骨は荷重により擦り減りますが、軟骨細胞により常に修復されています。
しかし、老化により新陳代謝が低下してきたり、体重の急激な増加により、関節軟骨の磨耗が進むと発症する恐れがあります。

【治し方】

水毒を改善させるタイプの漢方薬を処方します。
また、コンドロイチンを服用し、関節のクッション部分を形成します。
関節のクッション部分ができあがるまでには時間がかかりますので、痛みを抑える漢方薬も処方します。

食生活のポイント

軟骨の材料を含む食品を多くとりましょう。
鶏の手羽先、フカヒレ、鶏ガラスープなどには軟骨のコラーゲンが多く含まれています。
また、魚のにこごりにはコラーゲンとともにコンドロイチン硫酸も多く含まれています。

生活養生のポイント

●長時間の立ち仕事や歩行は避けましょう
●正座は必要な時だけ
●重いものは運ばない
●太り過ぎない
●関節を冷やさない

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