-
食物アレルギー、運動で発症?
食物アレルギーのある人が、その食べ物を食べた後に運動すると、
アレルギーを起こし呼吸困難に陥り、死に至ることもあります。
急激にアレルギー物質が全身に回るのでよくないのです。
食物アレルギーは治らないのでしょうか?
いいえ、きちんと漢方薬を飲み生活をしていれば良くなる人は多いです。
小麦粉や卵黄など、食物アレルギーがいっぱいある高校生が
漢方相談にいらしたことがあります。
彼は学校にはいつも弁当持参、友達とはどこにも食べに行けないそうです。
でも漢方薬を飲んで1年経った時、私に言いました。
「僕の楽しみはウエマツ薬局の帰りに豚カツを食べることです」と。
「えっ!豚カツってパン粉を使っているでしょ!」
胃腸の粘膜を丈夫にし、免疫力を強化する漢方薬を飲んで、
次第にその他の食べ物も全部食べてもかゆくなくなりました。
よくなって一番嬉しかったことは?と聞きましたら
「友達と食べに行かれるようになったこと」と答えてくれました。
私もとっても嬉しかったです。
-
年齢を重ねると言う事
年齢を重ねると言う事は楽しいことです。
幼いころ、世の中は暗く一人では歩いていけない不安な感じでした。
小学生の頃は友達が出来、少しずつ世の中に出て行きました。
中学に入って校長先生から「皆さんは紳士淑女ですから」と言われて
急に世の中が明るく見え、しっかりしようと思い始めました。
20代30代は無我夢中。
50代になって世の中が見え始め、怖いものが減ってきました。
60代になり、若いときに怖いと思っていた中高年の男性も、
弟と同じような年齢だと思えば怖くなくなり、姉さんの気分になりました。
70代、世の中がよく見えて、逆に自分の未熟がよくわかり、
もっともっと勉強しなければ、という気分になりました。
70代になれば料理も上手、なんでもわかっているようになる、と思っていたのが
間違い、とわかりました。
あの世も少し理解して、懐かしい人たちがおしゃべりしながら集う姿も
目に浮かぶようになりました。
写真:近所の寿司屋さんで。
「笑顔でいると気持ちも鯖鯖する」
字は昔NHK今日の料理でも人気の料理家、近所に住む、もたい健治さん
-
ホッとする「場」がありますか?
おはようございます!今日も良い天気です。
あなたは自分のいる「場」がありますか?
いる場所があると気持ちが落ち着いていられます。
シスター渡辺和子さんの著書に
「置かれた場所で咲きなさい」と言う本があります。
あなたが毎日行くところ、職場・家庭・学校・趣味の会などで
行くとほっとする落ち着いていられるそんな場所があると、
とても気持ちが安定し、かつ生き生きしていられます。
私は今朝も5月の爽やかな風の中、暖かな日差しを浴びて
公園でラジオ体操をやってきました。
始めて1年くらいですが、毎日やっているとお馴染みとなり、
そこに行けば1日が始まる私の「場」に自然になりました。
先日は、エクスマ塾の研修会五回目でした。
はじめの頃は講師の藤村先生のお顔も間違えるし、
スマホの使い方もわからない、用語もわからないと言うことで
ウロウロしていました。
最高齢ということで、スタッフの皆さんがとても優しく、
どんなことでも気持ち良く聞いてくださり、
「みっちゃん、どこがわからないの?」
「みっちゃん大丈夫?」といつも声をかけてくださっているうちに
やっとFacebookやTwitterのやり方がわかって、ここも私の場になりつつあります。
皆さんも自分の「場」がありますか?
ここにいるとほっとするという「場」を作っていくと、
とても気が楽で安心していられますよ。
-
5月のバラは生きる輝き
5月はバラが一番美しい季節です。
その輝きは花の女王とも言われています。
長女未来(みき)が突然意識を失い、高熱を発し二週間たち、
少し意識が回復して筆談ができるようになりました。
その時病院の医師に「命は助かるかもしれない。
それでも一生植物人間かもしれません、と言われました。
一瞬娘が年取ったまま寝ている姿が目に浮かびました。
しかしそれでもいいと思いました。生きていてくれさえすればすればいい。
その日夫と自宅に帰りました。
ちょうど我が家の庭ではバラがいっぱい咲き誇っていました。
5月の太陽を浴びてさんさんと輝くバラ達。
生きているって素晴らしいと思いました。
しかしその数日後、ついに命がつきました。
そして自宅に帰ったとき我が家の薔薇たちは輝きを失い、灰色にしおれて見えました。
どんなことがあっても生きていると言う事は周りに希望を与えます。
辛いことがあっても、自分がいても仕方がないと思っても、
あなたが生きてるだけで素晴らしいのです。
それはあなたも周りも気がつかない。
でもこの地球に生まれてきたことそのものが奇跡的なのです。
人生を大事に生きて行ってください。