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胃の為には温かいものを
ゴールデンウイークに久しぶりに新幹線で遠出しました。
指輪とキラキラ光るピアス。おしゃれをして出かけるのはワクワクします。
美味しい物を食べることも幸せですが、おしゃれというのは、また別の楽しみをもたらしてくれますね。
東京駅で温かいお茶を買おうとしたら、ほとんどの売店にありません。
冷たいお茶のお客さんばかりかしら?
でも、37度以上体内温度がないと胃は消化しないのです。
折角買った美味しい駅弁もエネルギーになりません。
皆さん、胃のために温かいお茶を飲んで下さいね。
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くよくよ、不安などの原因と治し方
不安やうつなどの心の病気で精神科の薬を飲むのは心配なあなたへ。
漢方は、その原因が気血の流れと五臓の関係を見て治していきます。
胃が弱いと食べ物が消化されず、血になりません「血虚(けっきょ)」。
すると脳の血流が弱くなります。
「気」のエネルギーを作る血が少ないので、元気不足「気虚(ききょ)」となり、くよくよするようになるのです。
「気虚」と「血虚」の治し方は胃腸を丈夫にすることです。
食後に胃がもたれたら、あなたにとって食べ過ぎです。腹7分目。
もう少し食べたいなあというところでやめていくと栄養が十分吸収されます。
食べる分量が丁度良ければ、便はバナナのような形になるはずです。
食べ過ぎは臭い便になります。
毎日胃の調子がよく、快便になったら、いつのまにかあまりくよくよしなくなったと感じるでしょう。
「気虚」によい食べ物は、山芋・里芋・ジャガイモ・などのイモ類。
豆乳・大豆・納豆・空などの豆類。えのきだけなどのキノコ類。
「血虚」によい食べ物は黒豆・枝豆・きくらげ・金針菜・人参・桑の実などです。
また、漢方薬もございますので、気になる方はご相談下さいね。
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不眠はリラックスも大事
不眠が続くと日中も体が重だるくなり、辛いですよね。
私は、いつもはすぐに寝付ける方ですが、
先日は寝付けない、夜中に何回も目が覚める、なんてことがありました。
その日の夜はいつまでも頭が仕事の事ばかりグルグル考え、朝すればよい事を夜中にしてしまい、
一気に、頭が仕事モードになってしまいました。
頭の切り替えがうまくできる方は良いかと思いますが、
私は出来たら寝る2時間前には、仕事を終えて、リラックスするようにした方が良いようです。
テレビや読書などをして、意識を仕事から遠ざける感じでしょうか。
不眠の原因には、貧血やストレスの他に、消化不良などもあります。
逆に、布団に入ったら数秒で寝れる、なんて方は「気絶」していることもあります。
そういう方は疲れすぎているのかもしれません。
不眠にはそれぞれ対処法があります。
また、漢方薬もございますので、気になる方はご相談下さい。
不眠の対処法などはこちら→不眠
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1年分の栄養が摂れたかも?
先日、牡蛎をおすそ分けして頂き、久しぶりに家族で牡蛎を堪能しました。
実は、牡蛎の殻は漢方薬としても使われています。
牡蛎(ぼれい)と言います。
牡蠣には、「活性酸素」を消す酵素の手助けをする亜鉛やセレンが、たっぷり入っています。
亜鉛は不足すると
「皮膚炎、 味覚障害、 発育障害、
男性不妊、 食欲低下、 下痢、
骨粗鬆症の原因になるほか、 細菌に感染しやすくなる」
と、以前朝日新聞に掲載されたことがあります。
※こちらの記事も参考にして下さいね。
オイスターソースは中華料理によく使いますが、
普段はなかなか食べられない生の牡蛎(*´∨`*)
見た時は、殻をむくのが面倒と思ったのですが、
これが、道具なしで簡単に出来るのです。
3つ程殻付きのままお皿にのせて、1分ほどレンジで加熱。
途中、自然に殻が開いたら、レンジから出して頂きます。
食べてはレンジでチン、食べてはレンジでチン・・・
と忙しかったのですが、とても美味♪ 美味しかったです。
初め中学生の息子は、見ただけで、
「俺、これ無理かも(;^ω^)」
なんて言っていましたが、
食べ始めると、バクバク食べ、
「うま!!」と言っていました(^▽^)/
なんだか、1年分の栄養を摂った気分でした。
スタッフ堤
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美味しい食材でストレスを跳ね返そう!
食事の不摂生や加齢、月経などが原因で「血(けつ)」が不足していませんか?
血が不足すると、精神力も低下してストレスを上手く対処できなくなることがあります。
また、血の不足は、不眠や抜け毛、皮膚の乾燥、めまい、などの原因にもなります。
そうならない為にも、なつめ、黒ゴマ、レバー、鶏肉、鮭、卵、竜眼肉、
などの補血作用のある食材を摂りたいものです。
この最後の竜眼肉(りゅうがんにく)って何?
竜の目玉?と思った方、いらっしゃいませんか?
竜眼はライチに似た果物で、その果肉を干した竜眼肉はレーズンのような味がして
甘くおいしく、中国や台湾では竜の眼と名付けるくらい尊重され霊効があり
開運できるといわれています。
漢方生薬として用いられ、血を増やす作用もあり、
不眠、神経衰弱、びくびくしやすい方に使われます。
そのまま食べても美味しいですが、ワインで煮てデザートにしたり、
お粥に入れたりしても美味しいです。
写真は、植松光子著書「どうせ食べるなら美のもと 薬膳スイーツ」
に掲載した、フルーツポンチです。
「血(けつ)」には、身体の臓器や組織に栄養を与え、
精神を安定させる働きがあります。
おいしい補血作用のある食材をしっかり摂り、ストレスを跳ね返したいですね(^▽^)/
スタッフ堤