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冬のウイルス対策3(肺が弱いタイプ)
《免疫力アップ術・肺が弱い人》
「肺」は、身体のバリアとなる「衛気」を
全身に張り巡らせる働きがあります。
また、ウイルスの侵入経路となる鼻や喉の粘膜、
皮膚などの状態は、肺と深く関わっています。
そのため、肺の機能が落ちると衛気のバリアが弱くなり、
鼻や喉の状態も悪くなって、ウイルスに感染しやすくなってしまうのです。
肺は乾燥に弱いので、冬は特に不調を起こしやすく、
風邪やインフルエンザにかかることも多くなります。
潤す効果のある食材を選び、こまめな水分補給や加湿器を使うなどし、
冬の乾燥から身体を守りましょう。
*気になる症状
息切れ、汗が出やすい、咳、喘息、慢性鼻炎、
風邪をひきやすく治りにくい、冷え性
口や皮膚の乾燥、便秘気味、声が弱い
顔色が白い、舌の色が淡く苔が白い
*食養生
~潤い食材で肺を整え、辛味で身体を温める
白きくらげ・鶏手羽・ヨーグルト・白ゴマ
大根・豆鼓・きのこ類・梨・生姜・ゆり根
はちみつ・ねぎ・豚足・みかん・くず など
白きくらげ⇒オンラインショップ
あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
メール:GZE03435@nifty.com
営業時間:10時~18時 定休日:日曜、祭日
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素敵な絵をありがとうございます。
恒例の漢方講演会「豊かに歳を重ねる秘訣」を11月20日に開きました。
会場はウエマツ薬局ビル3階のカルチャールームです。
ここに掛ける絵をいつも描いて、持って来て下さるお客様がいらっしゃいます。
時に可愛いお人形の絵、時に野菜、時にお花の絵と変わります。
優しい色調の絵は描いで下さるかたのお人柄にぴったり。
その方は、長年のウエマツ薬局のお客様の桑原様です。
FBにもよく絵や俳句を投稿されている趣味豊かなかたです。
丁度講演会の日、その絵の下の席に座られたので、
思わず手を取って絵の隣に立っていただいて、写真を撮らせて頂きました。
恥ずかしがっていらした、桑原さん、ごめんなさい🙏
こういう、自分にとって過分なファンの方に守られている、
ということに感謝して毎日を過ごしています。
桑原様、そして、当日講演会にいらしてくださった皆様、
応援をありがとう御座います😊
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冬のウイルス対策2(胃腸が弱いタイプ)
《免疫力アップ術・胃腸が弱い人》
基本的な体力をつけ、「衛気」を充実させるためには、
栄養をしっかり摂って体内の「気」を十分に養うことが大事です。
しかし、栄養を消化吸収する胃腸の働きが落ちていると、
体内の衛気やエネルギーが不足しがちになってしまいます。
その結果、免疫力が低下して
風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。
また、胃腸が弱っていると、ノロウイルスなどによる
感染性胃腸炎をおこしやすくなることも。
日頃から、疲れやすい人、胃腸の不調を感じやすい人などは、
まず弱った胃腸を元気にして、きちんと栄養を摂るよう心がけましょう。
暴飲暴食、冷たい飲食物は胃腸の負担になるので避けましょう。
*気になる症状
疲労感、倦怠感、冷え性、食欲の低下
胃痛、腹痛、胃のムカつき、軟便、
顔色が黄色い、舌の苔が白く粘ついている
*食養生
~胃腸の働きを整え、食欲を促す
大豆製品(豆腐・納豆・湯葉・豆乳など)
米・山芋・八角・豚肉・かぼちゃ・フェンネル
鶏肉・しそ・シナモン・太刀魚・陳皮(みかんの皮)
しょうが・鯛・山椒の実 など
あなたに合ったお薬をお出しします。
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漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
メール:GZE03435@nifty.com
営業時間:10時~18時 定休日:日曜、祭日
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冬のウイルス対策1
気温が低く空気が乾燥する冬は、鼻や喉の粘膜が乾燥し、
ウイルスをブロックする力が弱くなってしまいます。
そのため、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスによる胃腸炎と
いった感染症が流行します。
また、風邪やインフルエンザのウイルスは乾燥した環境を好み、
ノロウイルスは気温が低下すると生存期間が延びるとされています。
そのため、冬になるとこうした感染症が流行しやすくなるのです。
ウイルス対策には、身体の免疫力を高め、強い体質を作るのが大切です。
そのためには、まず体内の「衛気(えき)」を充実させることが
肝心と中医学では考えます。
衛気は体の表面(鼻や喉の粘膜、皮膚など)にバリアを張り、
ウイルスなどの侵入を防いでくれる免疫力の要です。
ところが、胃腸や肺(呼吸器系)の働きが落ちていると、
衛気の元となる「気(エネルギー)」を十分に養う事が出来ず、
バリアを張り巡らせることができません。
その結果、免疫力の低下を招き、ウイルスに感染しやすくなってしまうのです。
また、全身を巡って臓器や器官に栄養を与える「血(けつ)」の不足、
生命エネルギーの源「精(せい)」を蓄える「腎」の衰えなども
身体の根本的な虚弱を招き、免疫力を低下させる要因となります。
バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス発散などの
日頃のケアは体内の不調改善や免疫力を上げるために大切です。
日頃の養生でしっかり体質を整え、健やかな身体を保つように心がけましょう。
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北京土産と西太后
薬剤師の飯沼です。
立冬が過ぎだんだんと冬の気配を感じる季節になりましたね。
写真は植松先生におすそ分けで頂いた茯苓餅です。
北京のお土産として有名で、西太后のお気に入りだったようです。
茯苓と米粉でつくった さくっとした軽い皮に
葡萄やごま、くるみ、松の実の餡を挟んだもので、
とてもやさしい素朴なお菓子です。
「茯苓」は、サルノコシカケ科マツボトの菌核という、いわゆるきのこの一種で、
胃腸を整え、むくみをとり、精神を落ち着かせる作用があります。
現在日本で使用されている漢方薬にも、胃腸を元気にする処方などに良く入っています。
西太后というと、美食家で想像もつかないような
豪華絢爛な食事をしていたイメージですが、
美しさと健康を保つために中医学理論にもとづき、
かなり工夫されていたようです。
もちろん、的確な食事内容を考え用意をするのは
一流の宮廷料理人や侍医だったとは思いますが、
茯苓餅やなつめ、白キクラゲなど、
今でも伝わる彼女が好んでいたものを知ると、
それ以上に本人の養生の意識が一流だったのだろうなと、感じます。