埼玉県川越市の漢方薬局 | 漢方でアトピー改善!「ウエマツ薬局」

Twitter ウエマツ薬局【公式】 Facebook ウエマツ薬局【公式】 Facebook 植松光子
アトピー・不妊治療のウエマツ薬局
  • 婚活妊活ビンボーは怖くない。その10

    2014年1月21日

    その頃は、週3回薬局にパートに行っていました。

    他の日は子供を預けてカルチャーに行っていました。

     

    保育園に入れたおかげで私は落ち着いて仕事に専念出来ました。

    夢中になると何もかも忘れてしまう性格で、

    あるときは夕方、保育園に娘を迎えに行くのを忘れてしまいました。

     

    夕飯の支度をしながら「今日は静かだなあ~」

    とのんびり食事を作っていたら

    保育園から電話がかかってきて大慌て

     

    娘からは後年何度も

    「お母さんは私を保育園に忘れた」と言われました。

    それも2回です。

     

    こういう性格なので仕事は仕事、育児は育児、

    洋裁は洋裁となんでも楽しんでやってきました。

     

    仕事と家庭を両立するのに疲れている方は多いですが、

    あまり100点を目指さない事が長つづきするコツだと思います。

     

    あるとき私は夫に言ったことがあります。

    仕事は30点、母親としても30点、妻としても30点、でも合計すると90点

    すごいでしょう!!!」(^▽^)/

    夫はあっけにとられたような顔で、小さい目を白黒させていました。

     

    写真説明:保育園大好きの次女

     

    仕事も週3回のパートでしたので、夫は

    「遊んでいるようなものだ」と言って全く家事は協力する気はないようでした。

     

    確かに食うか食われるかの厳しい職場で、

    深夜まで神経をすり減らして働いている男性にとって、

    私のような仕事は楽に見えたのでしょう。もちろん楽でした!!

     

    しかし、長女が7歳になり、フルタイムの仕事になってからはガラッと変わり、

    協力してくれるようになりましたo(〃^▽^〃)o

     

    男性と同じ時間を働き、さらに家事、育児をすることになった妻を認めたのでしょう。

    それ以後、よき私の理解者となり今日までよく協力してくれています。

     

    フルタイムで働きたいのに彼女の夫が許さない友人がいました。

    その時私の夫は

    妻がしたいことをさせてやるのが夫の務めだ。

    どうしてさせてやらないのかなあ~」と言っていました。

    次回は「結婚時持参金が少なかったわけ」・・・5万円では持参金とは言いませんね。

     

  • 婚活妊活ビンボーは怖くない。その9「保活5」

    2014年1月21日 ,

    さて、ビンボー生活は続きます。

     

    しかし、私自身はみじめとも、辛いとも思っていませんでした。

    むしろ、なにもないところから工夫して、日々の生活を送れる事が楽しみでした。

     

    子供の洋服も、私の持ってきた洋服をほどいて作ってやりました。

     

    面白かったのは、おむつカバーです。

    これは、着なくなったセーターを洗濯機にかけて、

    フエルト状にして裁断します。

     

    既製品の化学繊維のおむつカバーより蒸れなくて、気持ちよさそうでした♪

    水玉の帽子とドレスも、お揃いの生地で作りました。

    産後で体型が変わり、外出もしなくなり、

    結婚前のおしゃれな洋服は、不要になっていたので

    おしげもなく作ることもできました。

    長女が3歳の時の七五三のお祝い着は、

    私のピンクのフランス製のカシミヤのワンピースです。

    保育園に行っているとき、私のスカートのあまり切れで作った、

    ベージュのチェックの、子供服にしてはシンプルなジャンバースカートは、

    保育園の先生が「世界で一つのスカートね」と言ってくださって、

    子供はとても喜んで着ていました

    二女が3歳の時の七五三は、長女も5才でしたので、おそろいのドレスを作りました。

    ついでに、バッグも兎の毛皮で簡単に一時間もかからず作り、二人とも大喜びでした。

    手作りの写真ばかり載せてしまいました。

    こんな風に自分で作ったものは、愛着があり、忘れられないものです。

     

    洋服作りは夫が幸い?毎晩深夜2時ころが帰宅なので、

    十分作る時間がありました。

     

    その頃の猛烈サラリーマンの生活は、そんなものです。

    同僚を連れて、深夜帰ってきたこともあります。

    それから宴会です。

     

    寝ぼけて、何を作ったか分からなくなってしまいましたが、

    下手な手料理を喜んでくれ、

    そうして自宅に来てくれた方には、いまだに親しみを感じています。

     

    朝、夫は6時には起床。

    私は0歳の二女が、5時になると

    顔の上をおしっこくさい匂いを残しながらハイハイしていくので、

    嫌でも5時には目が覚めます。

     

    二女が1歳になるまで、ろくに寝た記憶がありません。

     

    しかし若い、ということは素晴らしい♪

    夫も私も元気にビンボー生活を楽しんでいました。


    写真:「手作りのスカートを着て:祖父と海岸で」

    次回は持参金が少なかったわけ。 お楽しみに♪

  • 婚活妊活ビンボーは怖くない。その8「保活4」

    2014年1月21日 ,

    やっと入れた保育園でしたが、

    子供を預けて働くことに罪悪感を感じました。

     

    日本の女性は、手元で子供を育てることが

    女の務めだという先入観が抜けません。

     

    しかし、中国の女性は、好きな事をして生き生き働くことが

    夫や子供のためになる、という考えで

    幼児をおいて外国へ留学したり、働きにでていて、驚かされます。

     

    夕方帰宅してからはしっかりと子供と向き合い、

    寝るときは、毎晩絵本を読んであげ、育児は楽しいものでした。

     

    二女は美術学校を卒業する時

    「私の原点は保育園よ」と言って、

    保育園の遊具の製作が卒業制作でした。

     

    この言葉を聞いて永年の心のひっかかりが取れました。

    さてやっと生活も少し楽になってきましたが、

    またまた困窮生活に💦

    給料が3カ月続けてなくなる事件が!!

     


    写真:水色のコートはグリーンとブルーの二枚重ねのリバーシブルの生地の

    私のコートをはがして作りました。

     

  • 婚活妊活ビンボーは怖くない。その7「保活3」

    2014年1月21日 ,

    初日、やれやれやっと保育園に入れた、

    とほっとして、薬局で仕事をしていると、保育園から電話。

     

    「すぐ来てください、

    こんなお子さんは初めてです。

    とても預かれません!!」

     

    びっくり仰天し、自転車を飛ばして保育園へ。

    山の中の何もない広い園庭から

    娘の大泣きの声が聞こえてきました。

     

    見ると、誰もいない園庭で、空を仰いで、大声で泣いているのです。

    朝から泣きっぱなしだ、ということでした。

     

    「ここで断られては大変」と毎日付添い、

    一週間で慣れてきたら、それからは保育園が大好きになりました。

     

    頭の良い子?は自分のわがままがきかない、変な所に来た、

    と敏感に察知して、早くから拒否するそうです。

     

    おっとりした子は、一か月くらいしてからぐずるそうです。

    1カ月で、それまでの1年間くらいの成長をみせ、

    保育園は素晴らしい!と思いました。

     

    しかし、保育料は高く、当時3歳児で月3万円、

    私のパートの給料も3万円、差引0です。

    ですが、社会勉強代と思いました。

     

    専業主婦から社会に出て仕事を始めるときは、

    清水の舞台から、飛び降りるような思いでした。

     

    いかに家庭が温室で、社会の荒波から守られているか痛感しました。

    しかも“おかみさん”=神様ですから。

     

    家の中で一番威張っている存在なのが、社会から取り残されているのがよくわかりました。

    「手作りの兎の毛のバッグと七五三のお祝い着 。作るのも楽しみ」

  • 婚活妊活ビンボーは怖くない。その6「保活2」

    2014年1月20日

    子供を連れての仕事は大変です。

     

    本人としてはお仕事を手伝ってくれるのですが、

    消毒用アルコールのびんをエッチラオッチラ運んでくれた時には

    オットット と言う感じで冷や汗が出たり、

     

    化粧品を売っているとき

    「おしっこ」と言われ、

    あわててトイレに連れて行って戻って来たら

    お客様はいなくなってしまったり。(´д`lll) 。

    一日終わるとぐったり 。

     

    保育園に入れるよう、

    近所の市会議員に頼んで、市の福祉部の部長に面談を申し込みました。

     

    約束の時間に1時間遅れてきた時は

    2歳の長女は飽きて、会議室の中をぐるぐる走り回っており、

     

    8か月の二女は机の上を

    「ダーダー」と言いながらはいずりまわって、

    灰皿は、すべて床に散乱していました。

     

    その状態を一目見て課長さんは

    「はあ~、この子を連れて仕事に行ってるんですか!」

    と絶句しました。

     

    男性の彼から見たら,

    こんな子を連れて仕事に行くなんて、考えられない事だったでしょう。

     

    これが功を奏してか、新設の保育所にやっと入れることになりました。

    そして初日、とんでもないことが起きたのです!

    写真:未来・自分のワンピースをほどいて作った三歳お祝いの服。
    フランス製カシミヤのショッキングピンクの素敵な生地、可愛いでしょ!!

    次回をお楽しみに!

     

名門北京中医薬学大学日本校提携薬局だから安心!ご相談はお気軽に

〒 350-1137
埼玉県川越市砂新田2-8-7
営業時間:10:00~17:00
定休日:木曜日・日曜・祝祭日
ウエマツ薬局
null