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漢方の人間国宝にお会いして。
ウエマツ薬局 国際中医師の植松光子です。
先週、中国北京で 漢方の人間国宝、
95歳の現役の漢方医、路志正先生にお会いしてきました。
70代に見えるくらいお元気で、いまでも毎日古典の勉強をしていらっしゃるそうです。
驚いたことに名刺をお渡ししたところ
「植松」という苗字を見て
「北京中医薬大学日本校の理事長の植松と関係があるのか」
と言う意味の質問をされました。
夫もお会いしたことがないのに、
見ず知らずの外国人の家族の名前まで憶えていてくださってびっくりしました。
そして紙に
「植松理事長は日本の漢方の発展に素晴らしい努力をしている」
という意味の中国語を書いてくださり、私たち夫婦の何よりの励ましとお土産になりました。
私も路先生くらいの年になるまで働けそうな希望が湧いてきました。
目標を持つと長生きできそうです。
皆さんの目標はなんですか?
(写真:路志正先生と)
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祖母の思い出、そして小豆粥
ウエマツ薬局の堀川です。
少し季節がずれますが、
2014年1月16日付 植松光子先生のブログに目が止まりました。
私は新潟生まれですが、埼玉より1カ月遅い、2月15日に
毎年祖母が小豆粥を作ってくれました。
2月はまだ寒さ厳しく、小豆粥は体が温まったものです。
祖母の小豆粥の思い出と共に、かなり前になりますが、
新聞の投稿欄に81歳の女性の文がありました。
「〝祖母から教わったこと〟
・暮らしの決まり
・春夏秋冬のしきたり
・人への愛
・天地自然に対する祈りの心
祖母は噛んで含めるように教え導いてくれた。
そのやさしい姿は今なお忘れることができない。」
この投稿欄を読んだ時、大好きだった祖母もそうだった。
と思わずノートに書きとめました。
祖母が亡くなって53年。今でも忘れることはありません。
祖母に、「小豆粥ってね、利尿、解毒作用があるそうよ。」
と話したかったなぁ。祖母に理解できたかな・・・。