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アトピー、掻かない工夫
アトピーの皮膚を掻かないために、よい投稿を頂きました。
アイスノンにティッシュを巻いて、患部につける、という方法です。
とってもいいですね(^-^)
脳は、冷たさを感じるとかゆみを忘れる、という特徴を生かしています。
濡れたティッシュのほうが、気化熱でさらに気持ちがよいでしょう。
アイスノンで冷やす、という方は多いですが、アイスノンだけですと冷たすぎます。
付け時はいいですが、外した時に逆に収縮した血管が拡張して、熱くほてってしまいます。
濡れたティッシュを巻いた方が優しいでしょう。
乾いたらまた濡らすといいです。
赤ちゃんのアトピーが成人型アトピーに移行しないためには、
掻き癖を、3歳までに治すことが大事だという理論があります。
子供のアトピーは5歳位でいったん収まりますが、
20歳位から就職などをきっかけに再発することが
横浜市立大学病院で、約2500人を対象にした調査で判明しています。
赤ちゃんの掻き方の特徴は
①お風呂に入ったとき・出たとき・おっぱいを飲んでいるとき・
寝る前・不安なとき。
②掻き方は激しい。血が出ても気が済むまで掻く。
③寝ている間に掻く。
④無意識に掻いたり、触る。
寝ている間に掻かないように、工夫するとよいです。
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中国で不妊症の研修をしてきました。
妊活で、体外受精 を何回やっても失敗する方は多いです。
なぜでしょう?
その原因の一つに、よい卵子ができていない。
二つ目は、子宮内膜の状態が悪くて、受精卵がもぐりこめないことがあります。
中医学の漢方薬が、卵子の質と子宮内膜の受容性を改善して、
体外受精を成功させる方法が、今中国では先進的に行われ、
今回、中国での研修で目の当たりにして興奮して帰ってきました。
写真:体を暖める粟のおかゆとトッピング
子宮内膜の状態は、生理でわかります。
期間が五日以上、色は赤、塊はない、生理痛もないのが
健康な内膜です。
また周期は28日ないと、卵巣は年を取っています。
3か月間1日短いと、5年卵巣が年を取っているので、
周期を早める漢方薬を飲みます。
子宮内膜は畑のようなものです。
厚くてふわふわしていると受精卵はもぐりこめます。
そのために血流をよくし、あたたかい内膜を作ることが大事です。
しっかりタンパク質をとる、冷たいものはとらない、胃の下は子宮ですから。
運動、早く寝る。そして体質に合った以下の生薬が配合された漢方薬で改善されます。
当帰と阿膠は血を増やし、川芎が血流をよくし、地黄がバランスを整えます。
六月四日から植松は中国 中医薬大学の最新の生殖センターに研修に行ってきました。
そこで先生の隣に座らせていただき患者さんの相談風景を見させていただきました。
驚いたことに2時間の間に40人の患者さんを診て、
三人の患者さんが妊娠し、5人から出産の報告がありました。
前日は10組の双子も含めて出産したそうです。
先生の話では、子宮受容性を良くするのなら、大胆に漢方薬をたくさん使う必要がある、
ということでした。
一人っ子政策が解除され、6年前凍結しておいた卵を戻して妊娠した人もいました。写真:中国で初めて漢方薬と体外受精を合わせ、
妊娠率を高める方法を確立させた先生から研修証書授与。