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アトピー、掻かない工夫
アトピーの皮膚を掻かないために、よい投稿を頂きました。
アイスノンにティッシュを巻いて、患部につける、という方法です。
とってもいいですね(^-^)
脳は、冷たさを感じるとかゆみを忘れる、という特徴を生かしています。
濡れたティッシュのほうが、気化熱でさらに気持ちがよいでしょう。
アイスノンで冷やす、という方は多いですが、アイスノンだけですと冷たすぎます。
付け時はいいですが、外した時に逆に収縮した血管が拡張して、熱くほてってしまいます。
濡れたティッシュを巻いた方が優しいでしょう。
乾いたらまた濡らすといいです。
赤ちゃんのアトピーが成人型アトピーに移行しないためには、
掻き癖を、3歳までに治すことが大事だという理論があります。
子供のアトピーは5歳位でいったん収まりますが、
20歳位から就職などをきっかけに再発することが
横浜市立大学病院で、約2500人を対象にした調査で判明しています。
赤ちゃんの掻き方の特徴は
①お風呂に入ったとき・出たとき・おっぱいを飲んでいるとき・
寝る前・不安なとき。
②掻き方は激しい。血が出ても気が済むまで掻く。
③寝ている間に掻く。
④無意識に掻いたり、触る。
寝ている間に掻かないように、工夫するとよいです。
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漢方は体質から変えていくもの。「薬学部実習生感想文・31」
ウエマツ薬局に実習に来られた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します(^-^)*漢方に今まで興味を持っていましたか?
いいえ。理由:苦いものが飲めないため。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?まず、漢方をいうのは、その人の体質から変えていくものだということが分かりました。
患者さんは、いろいろな悩みをかかえていて、例えば、イライラしやすかったり、肌の乾燥、
やはり、一番多かったのが、アトピー性皮膚炎の患者さんでした。
けれど、出されていた漢方を飲むことによって、症状が改善していく過程を見ていると、
漢方というのはすごいなと思いました。
また、2、3階が待合室になっていて、お茶ができたり、
朝のラジオ体操を行っていたりと地域に貢献していて、とても良い環境でした。
スキンケアの先生方も来ていて、出された軟膏の塗り方を教えていたりと、
患者さんから信頼してもらえるような事をしているなと感じました。
漢字を読むのは苦手ですが、将来漢方に関われる仕事につければいいなと
思える実習だったので良かったです。
短い間でしたが、2日間ありがとうございました。
2018年6月19日
武蔵野大学薬学部薬学科 T.K
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漢方薬膳講演会のお知らせ
今年ももちろん夏がやってきます!
日本の夏は年々暑くなっていると感じるのは私だけではないはず。
地球温暖化を食い止めるために、祈り・実行するのはもちろんですが、
自分の身体は自分で 『薬膳と漢方で守る!!!』 というのも、
人としてカッコイイと思うのであります。 ~スタッフ工藤~
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漢方薬膳講演会
場 所:漢方薬膳サロン ウエマツ薬局ビル
薬膳と漢方で夏を元気に過ごしましょう!
こもった暑さや熱を取る薬膳は
イライラ・高血圧・アトピー・ニキビにも効果があります。
講師:国際中医師 薬剤師 ウエマツ薬局 植松光子
会 費: 1000円 申込時 前払い(返金なし)
持ち物: スリッパ、スプーン、箸、筆記用具
定 員: 25名 先着順受付
締切り: 7月7日(土)
※駐車場の用意はございませんので 公共交通機関をご利用ください。
申込み:ウエマツ薬局 店頭もしくはお電話で
休日:日曜、祭日 ・ 営業時間:10:00~18:00まで
電 話:049-245-6637
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患者様への声かけなどの大切さを実感。「薬学部実習生感想文・30」
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します(^-^)
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
いいえ。理由:
元々あまり漢方と触れる機会が少なく、とっつきにくいイメージがあったため。*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
漢方薬局へ患者として、また学校の授業等でも行ったことがなく、
初めはとても緊張しました。
また、漢方の知識がとても少なく、
実習をきちんと行っていけるかも不安に感じていました。
普段実習を行っている薬局では、漢方薬はありますが、
既に粉末化され、包装もされているものであるため、
漢方そのものを扱っていることに驚きました。
患者様の相談を植松先生の横で見学させていただいたり、
事前に患者様のカルテを読ませていただいて、
女性としての悩みなど、私自身では抱えたことのない悩みなどを
抱えられており、患者様の相談を受けた際の言葉がけや、
共感の仕方の難しさ、患者様の立場になることの大切さを
改めて感じることができました。
今回は貴重な体験をさせていただき、また実習の受け入れをして下さり、
ありがとうございました。
日本薬科大学薬学部薬学科 近藤りほ