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食物アレルギーの原因と対策
食べ物アレルギーは幼児に多く発生します。
卵、魚介類、牛乳、落花生、大豆、小麦や一部の果物です。
子供の消化能力は弱いので、
たんぱく質がアミノ酸に分解されないで体内に入ってしまうと、
異物だと思ってアレルギー反応を起こしてしまいます。
ですから最近では、離乳食の開始が遅く指導されるようになりした。
離乳食も、毎日同じものを食べさせないことです。
回転食と言って週一回、回転しながらいろいろ食べさせると
体に蓄積されないので、アレルギーを起こす率が少ないのです。
もし、ある食べ物でアレルギーが起きたら、当分は食べさせないようにしてください。
試しに食べさせてみよう、などという人がいますが、危険です。
体は、敵だと記憶しているので、「まだこりないのか!」
とさらに兵隊を増やして攻撃に来て、真っ赤に腫れあがり、
のども腫れたり、窒息することもあります。
のどに手をやり始めたら、すぐ救急車で病院へいきましょう。
漢方薬は消化を良くし、胃腸の働きを良くして、アトピーを改善させるものがあります。
このような漢方薬を続けていけば、1、2年でかなりいろいろ食べられるようになります。
赤ちゃんが飲めるものがありますので心配ありません。
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皮膚病は食事と生活習慣を見直して。
皮膚病は、食事と生活を直せば、7割自分でよくすることが出来ますよ。
食事と大いに関係が深いです。
9月に行った沖縄でも、昨日まで行っていた中国でも、
年々アトピーや、にきび、乾癬などが増えています。
なぜでしょう?
どちらも、伝統的な食事で、健康によかったのですが、ここ数年、
ファーストフードや食生活が変わってきたのが理由だろう、という話です。
沖縄は海藻料理、中国も野菜がたっぷり、豆腐料理もどちらも多く食事に取り入れられています。
生活も、以前は早く寝ていたのが、社会の仕組みが変わり、夜型の生活になってきています。
中国でも、コンビニがちらほら見受けられるようになりました。
日本でも、コンビニが夜中まで開店するようになり、当初は便利だ、と喜ばれましたが、
働いている従業員の家族も、遅くまで起きて待っているよう生活を強いられ、
家族の健康も犠牲になっています。
家族が、蕁麻疹でウエマツ薬局に相談にいらしたことがあります。
やはり、一食に野菜を二皿、豆腐と肉類か魚を一皿とごはん、といったバランスが大事です。
更にアトピー、にきび、乾癬などになったら、
刺激物、キムチ、カレー、コーヒーや、油っこいもの、
ケーキやチョコ、揚げ物は悪化しやすいものです。