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女性の美と健康を生涯サポート
「阿膠(あきょう)」はロバの良質な皮をじっくりと時間をかけ、
特別な技術で煮出したもので、主な成分はコラーゲンです。
中国において阿膠は高級な漢方薬であり、古くから愛用され、
「聖薬」として信頼されてきました。
現在の中国では、「美と健康」の為に好んで生活に取り入れる人が増え、
とても重宝されています。
阿膠の働きと適応症
*血液を増やす:めまい・動悸・冷え性・不眠
*出血を抑える:出血性疾患(吐血・血尿・血便・不正出血)
*妊娠、安胎作用:妊娠を助け、流産を予防
*肌、髪の毛をキレイにする:乾燥肌・肌荒れ・シミ・しわ・たるみ・白髪・抜け毛
*肺を潤して咳を軽減する:咳・空咳・口の渇き・喉の痛み
その他に、阿膠には様々な薬理作用があります。
免疫力アップ・疲労改善・骨密度アップ
記憶力、睡眠の質を向上させる・血流改善作用 など
この阿膠が入っている、中成薬のシロップ剤があります。
日本中で広く普及されています。
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祝!満員御礼☆11/20冬の漢方講演会
薬剤師の飯沼です。
11月に入り、朝晩は冷えると感じる日が多くなりましたね。
さて、11/20の漢方講演会が、なんと早くも満員御礼となりました!
この講演会は約半年に1回、ウエマツ薬局ビル3階の
カルチャールームで行われるイベントです。
講師はわかりやすく楽しいお話で大好評の、
これで3度目となる仝選甫(トンセンホ)先生です。
毎回沢山の方に来ていただいているのですが、
こんなに早く満席になってしまうのはあまりないので
スタッフみんなでびっくりしています。
平日の日程にも関わらず、都合をつけて申込していただいた方に
感謝の気持ちでいっぱいです。
今回は
「腎を制する者は人生(腎精)を制す
~豊かに年を重ねる秘訣」というテーマです。
ちなみに、このコピーを考えたのは
「かおりんの養生茶Labo」も考えた当店のコピーライター大友さんと私で、
皆さんの参加意欲に貢献できたかなーと自画自賛しています。
もちろん今回もこのテーマに合わせた薬膳スイーツとお茶を
ご用意しております。
実は先日一足先に試食させていただいたのですが、
とても素敵なアイデアのおいしいスイーツでした。
講演会まであと約2週間、
そして毎月の営養薬膳学講座も来週控えており、
またあっという間に11月の1か月を過ごすことになりそうです。
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手術、化学療法にも中医学の力を発揮。
先日、中医腫瘍ケア専門講座が開催されました。
病院のお医者さんの講演で、
「手術不能な肺がんについて、中医治療のみで癌を消失。」
「西洋医学と中医治療を並行することにより、
患者の生活の質を改善、長期延命が可能となった。」
など、中医学の力を確信する事例が発表されました。
手術や化学療法、放射線治療などと、中医学の併用、
さらには中医だけの治療例など、
中医学はますます、力を発揮しています。
抗がん剤の副作用による吐き気・嘔吐・食欲不振などを
漢方薬によって改善できることは、
患者さんの生活の質をぐっと上げることにつながります。
それどころか、中医治療を事前に行うことで、
抗がん剤の治療を行いやすくすること、そして効果を高めることができる。
余命数ヶ月を、5年、7年、10年と延命させることができるかもしれない。
日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡しています
早くいろんな方に知っていただき、癌だけではなく、
病気の際は中医学を治療に役立ててほしいです。
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中医学の知恵で、インフルエンザ予防
今年はインフルエンザが例年より早く、流行し、
夏休み明け前後から全国の小中学校で
インフルエンザによる学級閉鎖が行われました。
例年にはないことで、厚生労働省もインフルエンザ・ワクチンの
早めの手配にも動き出したようです。
中医学には
「正気存内、邪不可干(せいきぞんない、じゃふかかん)」
という名言があり、
これは、中医学の古典「黄帝内経(こうていだいけい)」のとても有名な言葉で、
「“正気”が体内に充満していれば、
“邪気(じゃき)”が干渉(侵入・影響)することはできない」
という意味です。
乾燥する秋にしっかり粘膜を潤し、バリアを作り備えるために、
体質に合わせて中医薬や健康食品の使用をお薦めします。
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食中毒4 食中毒にかかったら:回復期のケア
食中毒を起こすと、胃腸の不調が長引くことも少なくありません。
放っておくと、体力や免疫力が低下し、風邪やインフルエンザにも
かかりやすくなってしまいます。
下痢や嘔吐などが治まっても、体調が回復するまでしっかりケアを続けましょう。
回復期のケアは、食中毒時に停滞した「湿(余分な水分)」の残りを
すっきりと取り除き、胃腸の働きを健やかに整えることが基本です。
消化の良い食事、温かい飲食などをこころがけ、
胃腸に負担をかけない食生活をしましょう。
※症状が重い時は、自己判断せず、早めに病院を受診しましょう。
*回復期の症状
食欲不振、さっぱりしたものしか食べられない。
体重の減少、顔色が白く艶がない、疲労倦怠感 など
*食養生~弱った胃腸を元気にする~
白米・大根・りんご・豆腐・いんげん豆・
山芋・白身魚・キャベツ など
あなたに合ったお薬をお出しします。
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