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胃腸を温め、香りでリラックス♪ 紫蘇生姜茶
ウエマツ薬局には、化粧品や養生茶などのオリジナル商品もございます。
養生茶のなかでも、今オススメしているのが「紫蘇生姜茶(しそしょうがちゃ)」です。
試飲して頂いた方からは
*紫蘇の香りがリラックス出来ます。
*サッパリと飲みやすい。
*体が温まり、胃もスッキリします。
など好評です。
紫蘇生姜茶は、2019年の6月に開催した「中医営養薬膳学講座」の際に薬剤師の飯沼が、長夏の養生茶としてお出ししました。
梅雨時に冷えがちな胃腸を温め、働きを良くし、良い香りでリラックスできるように作成したお茶です。
まさに、これからの時期にピッタリです。
紫蘇の効能は気の巡りを良くし、胃腸の不快感を改善する。
生姜の効能は風邪や咳に良い。胃腸を温め、働きを整え、嘔吐や下痢に良い。
ほのかな紫蘇の香りはリラックス効果抜群♪
プレゼントにもいいかと思います。
金額は5個入り税込300円です。
ぜひ飲んでみて下さいね。
スタッフ堤
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おいしくて体に良い簡単薬膳スイーツはいかが?
前回、枸杞の実の魅力をお伝えしましたが、枸杞を使ったおいしい料理やデザートは
拙著「どうせ食べるなら美のもと 薬膳スイーツ」<本の泉社>に掲載されています。
他にも、なつめや緑豆を使ったスイーツが満載です。
おいしくて体に良い簡単薬膳スイーツをお楽しみください。
この本を作るにあたり、ウエマツ薬局が30年間お客さまにお出しした薬膳スイーツ300種類から
人気のあるスイーツを投票で選びました。
掲載された40種類のスイーツは、撮影のため、スタッフの薬膳担当の大山、堀川が1日で作り、プロのカメラマンに撮影して頂きました。
服部料理学校の服部幸應先生が絶賛して下さいました。
こちらで購入できます: どうせ食べるなら美のもと 薬膳スイーツ
残り少ないのでお早めに。
ウエマツ薬局店内では、消費税抜きサイン付きでお出ししています。
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薬膳ドライフルーツ、枸杞の実の魅力にはまって・2
*内容
①枸杞の実について
②枸杞の実の食べ方
③枸杞30年研究してきた方のキラキラ輝く目
④枸杞の力
⑤枸杞のダイエット効果
⑥宮廷献上品 枸杞の実のおいしさ
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①枸杞(くこ)の実について
漢方の上品の中でも枸杞の実は男性、女性の精を高め肝臓の働き、目の疲れにもよく、優しい甘みは毎日食べ続けられます。
私が毎日3年間摂って飽きずにおいしく、しかも目の疲れが全く出なく、視力も上がったのが枸杞です。(個人の感想です)
②朝夕食事の後、湯呑に入れてお茶と一緒に小さじ2杯入れて食べています。
枸杞は干しブドウに似て歯にくっつきやすいので、飲み物に入れると食べやすいのです。
3年ほど前、上海の網膜の研究所を訪れたことがあります。
そこの所長さんは30年間枸杞を研究してこられている、ということでした。
夜の食事会の時隣に座られた所長さんは70代くらいでも若々しく目がキラキラ輝いて肌もつややかでした。
そこで思わず「健康法は何ですか?」とお聞きしましたら
「毎朝のウォーキングと枸杞の実を毎食大匙一杯湯呑に入れてお茶と一緒に摂ることです」とおっしゃったのです。
それ以来私は、大匙一杯は摂れないので、小さじ2杯にして欠かさず毎日摂っています。
④枸杞は潤す力があり、老化による足腰の弱り、ホルモン力の弱りの腎虚に効果があります。
疲れ目、目の乾燥、赤ちゃんが欲しい人の卵を潤し、元気にする力もあります。
薬膳として効き目を求めるのには、まめに摂る必要があります。
デザートのトッピングもいいですが、毎日湯呑に入れてとるのは気軽で長続きしやすいです。
しかも副効果もあるのです。
⑤食後甘いものがほしくなりませんか?
枸杞の実は甘いので、脳が満足して不思議なことに甘いものが欲しくなくなるのです。
甘くてもカロリーが少なく、太りません。体に摂るものは品質が良いものの方がよいでしょう。
⑥そこの研究所で購入したものは500g1万円くらいでした。日本でも上質のものを探して下さい。
最近日本でも朝廷献上品の果物という意味の貢果枸杞(こうかくこ)という枸杞の実が出てきました。
柔らかくて甘く、いつまでもつまんでいたいおいしさです。といっても食べ過ぎないで下さいね。
枸杞は潤す力が大きいので下痢便の人は便が緩くなることがあります。
1日適正量は中薬学では3g~9gとあります。小さじ2,3杯です。
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薬膳ドライフルーツ、枸杞の実の魅力にはまって・1
写真:北京市内有名薬膳スイーツ店で店員さんと
*内容
①中国の人の高くても身体によいものを買う習慣
②薬には上中下とある
③不老長寿の食べ物上品(じょうほん)とは
・・・・・・・
①中国では薬膳ドライフルーツ売り場は人だかりで一杯。
ケーキより値段が高いのに、ケーキ売り場より人気の高い中国の薬膳ドライフルーツ売り場です。
ケーキもおいしいけど、ドライフルーツの方が高くても体によいから、と北京っ子は言います。
中国の人は、食べ物を人に勧めるときは「美味しいわよ」というより「体にいいですよ」と言います。
そして眼にいい、とか肌をきれいにする、と効き目をよく知っています。
健康に関して養生法を詳しく親が子に教えています。
2000年前にすでに養生書と漢方処方の本「黄帝内経」「傷寒論」ができているのですから。
薬食同源(医食同源は造語)は病気を治す生薬も食べ物もともに生命を養い健康を保つために欠かせないもの、源は同じという意味です。
②中国最古の薬物書「神農本草経」は漢方薬を上品(じょうほん)、中品、下品に分類しその上品(じょうほん)に記載されているものは、生命を養い、元気を益し、不老長寿の作用がある、と120種類書かれています。
③その上品の多くは、なじみのある食べ物であり、薬膳ドライフルーツとして親しまれています。
例えばハトムギ・蓮・枸杞・ミカン・菊・人参・ナツメ・などがあります。
これらはドライフルーツとして手軽に食べられ、ほかに胡麻・肉桂・山芋(山薬)などがあります。
薬膳茶としても使われています。
薬膳は「中医学の理論にもとづいて食材を選び調理される食事」であり、食養生と食事治療のことを指します。
そのためには毎日摂って害がなく、しかも飽きずに食べられるものが最適です。
先ほど述べた漢方の上品は、まさにぴったりです。
次回は「薬膳ドライフルーツ、枸杞の実の魅力にはまって・2」
枸杞(くこ)の実について、お伝えします。
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七草粥で胃腸を休めましょう
昨日、買い物に行くと、七草粥のセットが売っていました。
七草粥は、1月7日の朝に春の七草が入ったお粥を食べるのですが、
お粥で胃を休め、七草の働きで、無病息災を求めたのだと思われます。
年末年始で食べ過ぎ、胃腸が疲れている方は多いと思います。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろ」
この七つが七草粥の材料です。
「すずしろ」とは大根の古い呼び名です。
大根は消化を助けるので、大根だけでも入れてお粥を作るのも、
胃腸にはありがたい♪
今年も健やかに過ごせるよう、皆さんもご自愛くださいね。
スタッフ堤