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  • 薬膳ドライフルーツ、枸杞の実の魅力にはまって・1

    2022年5月17日

    写真:北京市内有名薬膳スイーツ店で店員さんと

     

    *内容

    ①中国の人の高くても身体によいものを買う習慣

    ②薬には上中下とある

    ③不老長寿の食べ物上品(じょうほん)とは

    ・・・・・・・

     

    ①中国では薬膳ドライフルーツ売り場は人だかりで一杯。

    ケーキより値段が高いのに、ケーキ売り場より人気の高い中国の薬膳ドライフルーツ売り場です。

    ケーキもおいしいけど、ドライフルーツの方が高くても体によいから、と北京っ子は言います。

    中国の人は、食べ物を人に勧めるときは「美味しいわよ」というより「体にいいですよ」と言います。

    そして眼にいい、とか肌をきれいにする、と効き目をよく知っています。

    健康に関して養生法を詳しく親が子に教えています。

    2000年前にすでに養生書と漢方処方の本「黄帝内経」「傷寒論」ができているのですから。

    薬食同源(医食同源は造語)は病気を治す生薬も食べ物もともに生命を養い健康を保つために欠かせないもの、源は同じという意味です。

     

    ②中国最古の薬物書「神農本草経」は漢方薬を上品(じょうほん)、中品、下品に分類しその上品(じょうほん)に記載されているものは、生命を養い、元気を益し、不老長寿の作用がある、と120種類書かれています。

     

    ③その上品の多くは、なじみのある食べ物であり、薬膳ドライフルーツとして親しまれています。

    例えばハトムギ・蓮・枸杞・ミカン・菊・人参・ナツメ・などがあります。

     

     

     

     

    これらはドライフルーツとして手軽に食べられ、ほかに胡麻・肉桂・山芋(山薬)などがあります。

    薬膳茶としても使われています。

    薬膳は「中医学の理論にもとづいて食材を選び調理される食事」であり、食養生と食事治療のことを指します。

    そのためには毎日摂って害がなく、しかも飽きずに食べられるものが最適です。

    先ほど述べた漢方の上品は、まさにぴったりです。

     

    次回は「薬膳ドライフルーツ、枸杞の実の魅力にはまって・2」

    枸杞(くこ)の実について、お伝えします。

  • 寒さ対策が大切な季節です!

    2021年12月27日 , ,

    こんにちは。

    ウエマツ薬局薬剤師 熊澤です。

     

    12月22日は「冬至」で、ゆず湯に入り、ゆずの香りに癒され、温まりました。

    冬至から日が延び始めますが、寒さはだんだん厳しくなってきますので、

    寒さ対策が大切な季節です。

     

    この「寒さ」は、心身に悪影響を与えるものを「寒邪(かんじゃ)」といい、

    寒邪は心身を縮こませて動きを鈍らせます。

    血流の滞りによる冷え、痛みや新陳代謝、免疫力の低下等も起こりやすいといわれています。

     

    今回は、身体を温める自分の楽しみの1つの「お茶」について調べてみました。

     

    緑茶も紅茶も烏龍茶も同じ「チャノキ」の葉っぱで、

    茶葉の発酵度合いによって色や味が異なるそうです。

     

    中国では、お茶の発酵度の違いによって、

    不発酵茶(緑茶)、

    弱発酵茶(白茶)、

    弱後発酵茶(黄茶)、

    半発酵茶:烏龍茶(青茶)、

    後発酵茶:プーアル茶(黒茶)、

    完全発酵茶(紅茶)の6つに分類されます。

     

    発酵が進むと身体を冷やす力が減少するので、緑茶が1番身体を冷やします。

    烏龍茶は、製造方法によってお茶の性質が変わるそうです。

    緑茶に近い明るい色のお茶、文山包種、清香型鉄観音などは、身体を冷やし、

    紅茶に近い濃い色のお茶、東方美人、濃香型鉄観音などは身体を温めます。

    また、完全発酵の紅茶や熟成が進んだプーアル茶は身体を温めます。

     

    私の最近のお気に入りのお茶は、青、赤やピンクの花びらが入っている、

    白桃と苺などの香りのする紅茶です。

    目で楽しみ、香りで気を巡らせ、温まっています。

     

    「黄帝内経」には、「冬傷於寒、春必温病」とあり、

    冬に「寒」の傷害を受けると春に病気を引き起こすとされています。

    この冬は、元気に春を迎えるために、身体を冷やさないよう意識して、

    お鍋やスープで身体の内側から温まり、温かいお茶を楽しみながら過ごしたいと思います!

     

  • 今の時期にぴったり! “かぼちゃ”の薬膳パワーとは!?

    2021年12月12日

    こんにちは。ウエマツ薬局 薬剤師の長山です。

     

    今年は例年より暖かい12月だと思っているのは私だけでしょうか?

    つい2~3日前、母娘二人そろって、寝ている間に蚊に刺されました(笑)

    まだ我が家には蚊が存在するようです。

     

    娘は虫に刺されると、とびひになるぐらい悪化しやすい体質で、保育園より

    『〇〇ちゃん、だいぶ腫れていますが大丈夫ですか!?』

    と心配の電話がかかってきました(^^;

     

    そんな我が家も少しずつクリスマスの準備を始めて、先日は娘と主人の二人で

    クリスマスツリーの飾り付けをしてくれました♪

    ツリーを飾るだけで、部屋の中はかなり雰囲気が変わりますね!(^^)!

     

    サンタさんの存在を知ってしまった娘のため、

    プレゼントは何にしたらいいのやら・・・・・・最近の私の悩みの種です(笑)

     

    まだまだクリスマスパーティーをするには早いので、

    先日少しクリスマスっぽいメニューを作ってみました。この時期ちょうどピッタリのかぼちゃ。

    子供用にかぼちゃのポタージュ、大人用にかぼちゃ・きのこ・クルミのホットサラダを作りました。

     

     

    薬膳の考え方では、かぼちゃの味は「甘く」、性質は「身体を温める」という分類になります。

    身体を温め、気を補い胃腸の働きを高める働きがあります。

    そして中国では、昔からかぼちゃに関する民間療法が数多くあるそうです。

    種のまわりの柔らかい部分を生のまますりつぶすと、やけどの治療薬に。

     

    また食あたりの時には、生のすりつぶした種の部分と大根おろしを一緒に

    食べるとよいとも言われているとのこと。

    更に、炒った種は前立腺の病気の予防に。炒った種とハチミツを一緒に飲むと虫下しに。

    かぼちゃの種=食べるもの、くらいしか思い浮かばなかったので調べてみて驚きでした(゜゜)

     

    話はそれましたが、今回ご紹介したかぼちゃ。

    スーパーでも簡単に手に入りますし、扱いやすい食材ですよね。

    ポタージュは、野菜嫌いなお子さんでも食べられますし(娘も喜んで食べていました)

    体も温まってオススメメニューです。

     

    これからさらに寒くなる季節、かぼちゃを使ったメニューで寒さを乗り切りましょう!!(^^)

    おすすめレシピがありましたら、ぜひ教えてくださいね。

  • 薬膳スイーツのサービスも再開

    2021年11月30日 ,

    漢方薬膳サロン ウエマツ薬局 代表植松光子です。

    コロナウイルスの嵐もどうにか静かになり、今までお休みしていた、薬膳スイーツの

    サービスも再開しました。

    漢方薬を準備している間に二階のサロンで、薬膳茶と一緒に召し上がっていただきます。

    サービスですのでほんの一口ですが、皆さんホッとされるらしく、とても喜んでくださいます。

     

    昔植松が、中国成都の千年の歴史のある同仁堂薬局(薬膳発祥の地)で薬膳を学び、

    衝撃を受けて日本へ帰ってきました。

    それ以来薬膳にのめりこみ、料理は下手なのに、ちょこちょこ作り始めたのがきっかけです。

    代々の栄養士さんや今いる大山たちと作ったメニューはなんと300種類以上になりました。

     

    特に大山は「中医食養学会」に行って学び、メニューをよく考えて作ってくれます。

    その中で人気投票をして選ばれた40種類のスイーツをのせたスイーツ本も出版しました。

     

    一日にその40種類のスイーツを作り、プロの写真家に撮影してもらいました。

    間違えそうで目が回りそうでした。

    料理家の服部幸應先生が絶賛してくださった本がその「どうせ食べるなら美のもと薬膳スイーツ」です。

    今は本の中のニキビやアトピー、美肌によい「緑豆ぜんざい」を作ってお出ししています。

    緑豆は解毒作用と便通をよくする働きがあります。本も緑豆も「Amazon本」やウエマツ薬局で購入できます。

    是非ウエマツ薬局にお出かけください。お待ちしています。

  • ハロウィンの本当の意味とは?

    2021年10月12日 ,

    こんにちは。ウエマツ薬局 薬剤師の長山です。

    まだまだ暑い日が続きますが、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。

    先日、娘とハロウィンパーティーをしました。

    SNSに投稿されている凝ったご飯を作る余裕はなく、簡単なもので済ませましたが、

    娘は『ハロウィンパーピー(パーティー)しましょ!』

    と連呼して楽しんでくれました!(^^)!

    ここ最近では、日本でもハロウィンは定着してきた行事ですよね。

    ハロウィンで思い浮かぶのは、かぼちゃのランタン。

    (正式名称:ジャック・オー・ランタン)

    なぜかぼちゃ??と思った事はありませんか?

    ハロウィンは、元々ヨーロッパの民族の収穫祭です。

    収穫祭では“かぶ”を使っていましたが、アメリカに伝わった時、かぶ自体が珍しいものだったため

    アメリカで当時多く収穫されていた“かぼちゃ”で代用したとのこと。

     

    それから『ハロウィン=かぼちゃ』のイメージが定着して今に至るそうです。

    ちなみに、ハロウィンの本場スコットランドでは、今でもかぶを使っているそうです。

    また収穫祭は秋の収穫を祝うのと同時に、魔物を追い出すという意味もありました。

    そこで “ランタンを怖い顔に加工し、火を灯し魔除けにする” この習慣がアメリカに伝わり、

    その際にランタンはかぼちゃに変わり『かぼちゃのランタン』というイメージが定着したようです。

     

    日本では、ハロウィン=仮装する・子供はお菓子をもらえる・かぼちゃに関する料理を

    食べるぐらいにしか思っていない方も多いと思います。

    ハロウィンが元々は宗教的な儀式で、悪魔祓いの意味もある、

    ちょっと怖いお祭りだったことに驚きでした。

    由来や意味を知ると、また違った意味でハロウィンへの関心が高まりますね(^^)

     

    さて、ここから薬膳のお話です(^^♪

    かぼちゃは薬膳では、体を温める作用があり、胃腸の調子を整える食材として知られています。

    そのため、疲労回復や風邪予防にもすすんで取り入れたい食材の一つです。

    手足の冷えを感じている方には冷え対策にもおすすめですよ。

    私は今回、娘用に坊ちゃんかぼちゃを半分使ってグラタンを作りました(^^)

    かぼちゃのおすすめメニューがあれば是非教えてくださいね!

    今回の写真も、毎度毎度の娘ちゃん登場です!

    ミッキーの恰好をして最初は楽しんでいましたが、結局リボンが邪魔になり怒り始めて、

    シャツ一枚でカレーを食べるという。。。(笑)

    親としては、とりあえず座ってご飯食べてくれれば結果オーライ!!でございます(^^;

    珍しく娘もしっかり完食し、子供って単純・・・・・・とも思った休日ごはんでした。

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