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食べ物を体調や季節に合わせて食べることが大事
なんでも「初めて」することは勇気がいりますが、
夢もあって楽しいものです。
今、卒業生がNHKなどで薬膳料理に大活躍している
「日本中医食養学会」は25年前にできました。
植松光子は初代理事として働きました。
その頃薬膳は知られていなくて、とても大変でした。
当時「日本中医学院」の副学長 秦 漢琨教授が
「日本には薬膳の学会がないから作りましょう」と提案されてできました。
今多くの方が薬膳、食べ物を体調や季節に合わせて食べることが大事だと
気が付いて、うれしく思っています。
3月21には25周年記念学術大会です。
ぜひ行ってみませんか?
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ツボ:全身のだるさとデトックス・天枢(てんすう)
だるさが一晩寝ても疲れがとれない、何日も続くなんて時は要注意。
自律神経系やホルモンバランスが乱れ、
体力が消耗しているかもしれません。
そんな時におすすめのツボ、天枢を押すと
腸の働きを整え、気を活発になり、
心身ともに活力がわいてきます♪
また、体内の毒素(老廃物や有害物質)を抜く、
デトックス効果も期待できます。
毒素の原因は、たばこの煙、排気、ストレスなどいろいろありますが、
毒素は、美容や健康の大敵
定期的に排出しましょう。
天枢を押すと、
新陳代謝が活発になるため、ダイエットや美肌、健康維持
におすすめです。
*おへそに人差し指を当て、指幅3本そろえて、
薬指が当たっている所が天枢です。
*中指の腹をツボに当て、体の中心に向かって優しく押す。
左右同時に行う。
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アトピーの乾燥でかゆい人が増えています。
漢方薬で赤みと腫れが引いてくると、乾燥が気になってくる人が多く見られます。
なぜでしょう?
1:乾燥の原因
赤みや腫れがある、ということは熱がこもっています。
熱によって体内の水分は蒸発し、皮膚は乾燥してくるのです。
乾燥すると皮膚表面が荒れて、少しの刺激でかゆくなります。
しかも、かゆみの神経が伸びてきて皮膚表面にまできています。
そこで、さらに少し触れるだけでまたかゆくなる、といった、
かゆみのサイクルに入ってしまいます。
2:アトピーの乾燥とかゆみは植物油も原因
また、乾燥の季節は、健康な皮膚の人でさえかゆくなるくらいですから、
アトピーで皮膚のバリアーが傷ついている人はさらに乾燥してかゆくなります。
ではどうしたらよいでしょうか?
3:アトピーの乾燥対策
辛いアトピーの乾燥対策は潤すことが大事です。
体の中と外、両方からです。
外からはジネンミストや瑞花露ローション、
花しずく潤化粧品をたっぷりかけましょう。
お部屋の保湿もわすれないでね(^-^)
中からは潤す食べ物をとりましょう。
乾かすものはやめましょう。せんべい、クッキー、辛い物、パンよりごはん。
潤す食べ物は、白きくらげ、豚の赤み、トマト、キュウリ、梨など。
漢方薬は即効性があります。
麦門冬・ユリ根・地黄など潤すものが一杯です。
赤ちゃんや子供はユリ根の粉末がおいしく甘く、
乾燥した咳にも良いです。
人は宇宙の一部です。体も小さな宇宙です。
季節は大いに体に影響します。
季節に合わせて対応していくと早くよくなります。
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受験生の夕食。
受験生が我が家に来ています。
今日は受験で「気」と「血」を消耗しているでしょう。
暖かく、野菜たっぷりの汁物、元気をつけ血を増やし、
胃腸にやさしい石狩鍋にしましょう。
鮭・・元気と血を増やします。
キャベツ・・消化をよくします。(キャベジンの原料)
じゃがいも、玉ねぎ・・胃にやさしい
*石狩鍋の作りかた*
鮭 キャベツ 玉ねぎを大振りに切ります。
ジャガイモは丸のまま皮をむきます。
混合削り節と昆布のだし、またはだしの素を入れただし汁に
醤油、みりん各大匙1を入れて、
じゃがいも以外の材料を入れて、汁はひたひたまで入れて10分位煮ます。
ジャガイモを加えて煮えたら、
みそ(適量)とニンニク2かけをおろしたものを加えます。
最後にバター一切れを入れて味を調えて出来上がり。
鮭は皮も召し上がってください。
しみ、しわの予防によいDHA EPAやアスタキサンチンなど
肌を潤すものが一杯です。
魚が苦手な方でも鮭なら食べられるでしょう。