-
耳鳴りは天使の警報
2018年、中国広州中医薬大学付属病院で耳鼻科の劉教授に耳鳴りの講義を聞いて感銘を受けました。
先生は、次の話をアメリカ中で講演をして回られたそうです。
耳鳴りは「天使の警報」。身体は音の形で警報を出しているのです。
耳鳴りそのものは人体にとって害はないのです。
耳鳴りの大きな原因は三つ。
暴飲暴食、睡眠不足、ストレスで胃腸の働きが弱められた結果なのです。
調べると、耳の周りの血流が悪くなっていたり、細胞が死んでいることがあります。
胃腸は身体を整える中心です。
栄養がしっかり巡っていれば体の上にある七つの穴:耳・目・鼻・口の機能はよく働きます。
そして、使われたカスは下の穴、肛門、尿道から出ていきます。
当たり前ですが、大事なことです。
ところが、生活習慣がよくない、暴飲暴食、睡眠不足、頑張りすぎると半健康な状態になったり、
おいしい物の食べ過ぎで胃腸に負担がかかり、胃がもたれたり、ゲフゲフしたり、
下痢っぽくなったり、体に汚い余分なものが溜まってきます。
そうしますと血液は汚れ、栄養は回らなくなり、七つの穴二つの穴の細胞の働きは落ちます。
ストレスが強いときの耳鳴りは大きな音でキーンということが多いようです。
老化によるものは血流が弱いせいか、ジージーとセミが鳴くような音が多いです。
どんな耳鳴りも直接耳鳴りを消すことはできません。毎日気にしないこと。
人体は大自然が作った傑作です。
どのように正しく使って体の機能をよくするかを勉強する必要があります。
●どうやって眠るか・・・寝る時間が大事です。
。眠れるようにすることが大事です。漢方薬も役に立ちます。
●どうやって食べるか・・消化しにくいものは避ける。
。冷たいもの、サラダ、刺身は少なめに。温かいものと一緒に食べる。
●どうやって運動するか・・・
●どうやって楽しくすごすか・・・
ご自分で研究しましょう。
体調が良くなればいつの間に消えています。
-
胃腸を温め、香りでリラックス♪ 紫蘇生姜茶
ウエマツ薬局には、化粧品や養生茶などのオリジナル商品もございます。
養生茶のなかでも、今オススメしているのが「紫蘇生姜茶(しそしょうがちゃ)」です。
試飲して頂いた方からは
*紫蘇の香りがリラックス出来ます。
*サッパリと飲みやすい。
*体が温まり、胃もスッキリします。
など好評です。
紫蘇生姜茶は、2019年の6月に開催した「中医営養薬膳学講座」の際に薬剤師の飯沼が、長夏の養生茶としてお出ししました。
梅雨時に冷えがちな胃腸を温め、働きを良くし、良い香りでリラックスできるように作成したお茶です。
まさに、これからの時期にピッタリです。
紫蘇の効能は気の巡りを良くし、胃腸の不快感を改善する。
生姜の効能は風邪や咳に良い。胃腸を温め、働きを整え、嘔吐や下痢に良い。
ほのかな紫蘇の香りはリラックス効果抜群♪
プレゼントにもいいかと思います。
金額は5個入り税込300円です。
ぜひ飲んでみて下さいね。
スタッフ堤
-
梅雨時の不調対策2・内湿
中医学では湿気が多い時期の体調不良を「湿邪(しつじゃ)」と結びつけて考えます。
湿邪は外から入ってくる「外湿(がいしつ)」と、
体内から生じる「内湿(ないしつ)」に分かれます。
内湿は、おもに胃腸の機能が低下することで身体の内側から生じるものですが、
外湿の存在とも深い関わりがあります。
胃腸は、食べ物を消化、吸収して栄養や水分を全身に運ぶと同時に、
体内の水分代謝を管理する大切な役割をしています。
この機能が低下すると、外から入ってきた湿を取り除くことができず、
胃腸の機能がさらに弱くなって内湿が生じるのです。
身体に内湿がたまると、胃腸にかかわるさまざまな症状が現れます。
まず、胃腸は四肢や筋肉と関わりが深いため、
胃腸が弱くなることで倦怠感、疲労感が強く現れます。
また、胃腸の機能が低下するため、食欲がない、
少ししか食べられないなど、食欲不振に悩まされることも。
いつもと同じものを食べていても、梅雨時は消化しにくいことがあります。
水分代謝が悪く、栄養分が消化、吸収されずにそのまま排出されてしまうため、
下痢や軟便になりやすいのも特徴です。
軟便などの症状が現れれば、それは胃腸が弱っているサインです。
症状がひどくなる前に、早めの対策をしましょう。
そのほか、湿邪の影響で胃腸が弱くなると、顔色は黄色くつやがなくなり、
舌は腫れぼったくなるなどの症状が見られることもあります。
内湿の影響で弱った胃腸を回復するには、
胃腸の機能を健やかに保つよう補いながら、湿邪を取り除いていきます。
「食の養生」に記載した、3種類の食材を、バランスよく食事に摂り入れてみてください。
*気になる症状
胃もたれ、下痢・軟便、食欲不振、身体の倦怠感
*食養生
この時期は食材をなるべく加熱しましょう。
例えば豆腐なら冷奴ではなく、湯豆腐などにするのがおすすめ。
・胃腸を元気にする食材:いんげん豆、山芋、大豆製品、蓮の実、栗
・胃腸を温める食材:山椒の実、フェンネル、生姜、ニンニク、キムチ
・湿を取り除く食材:はと麦茶、とうもろこし、小豆、鯵
*梅雨だからこそ、毎日を楽しく♪
雨の日が続くと、外出もおっくうになりますが、
そんな季節だからこそ、毎日を楽しく過ごす工夫をしたいですね。
読書や映画をみたり、部屋の模様替えをしたりして
気分転換ができるといいですね。
梅雨はうつ状態になりやすい時期でもあります。
食事や生活のちょっとした心がけで、心身ともに元気な梅雨を過ごしましょう。
参考:漢方の知恵袋
-
気の流れを良くして、気を晴らそう。
あの山中教授でさえも
「森の中で見つけた四つ葉のクローバーに元気をもらいました」
(写真:今朝のクローバー)
「気」は大事です。気が詰まってくると 気詰まりを起こし
お腹が張る
肩が凝る
頭が痛い
喉が詰まる
便秘と下痢が交互に来る
気の流れが良くなると、くよくよ考えたり、お腹がはったりしなくなります。
食欲が出て元気が出て、未来に希望を持つようになります。
「気の流れを良くする」食べ物はこちら。
柑橘類のみかん グレープフルーツ
香りの良いしそ ピーマン ミツバ 玉ねぎ
お茶ではジャスミン茶 マイカイカ茶
香辛料ではカルダモン クミン ターメリック ナツメグ 八角
食後にオレンジもいかが?
コロナで気分が滅入っているみなさん
こんな食べ物をとると気が晴れますよ。